肘が痛い!もしかしてテニス肘(上腕骨外側上顆炎)?
2016/12/8
タオルや雑巾を絞ると肘が痛い。
手首を動かすと肘が痛い。
肘が痛くて病院に行ったらテニス肘と言われた。
今回はテニス肘(上腕骨外側上顆炎)についてお話しさせて頂きます。
<目次>
テニス肘とは?
テニス肘は上腕骨外側上顆炎とも呼ばれます。
テニスでラケットを繰り返し振る事で肘の外側が痛くなることからテニス肘と呼ばれます。
当院(荏原接骨院)に肘の痛みを訴えて来院される患者様の多くが、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)です。
テニス肘の原因はテニスだけじゃない?
テニス肘はテニスのラケットを振る動作だけでなく、物を持ち上げたり、タオルを絞るなどの動作を繰り返すことでも起こります。
つまり、肘の上腕骨外側上顆につく、指や手首を返す筋肉(総指伸筋、長・短橈側手根伸筋)の使い過ぎによって、筋肉に炎症が起き痛みが出ます。
テニス肘の原因は?
テニス肘は筋肉の使い過ぎにより起こるだけでなく、骨格の歪みによっても起こります。
骨格が歪んでいる事で身体のバランスが崩れ、指や手首にだけ負担がかかるようになり、テニス肘を引き起こします。
また、家事(雑巾やタオルを絞る)・パソコンのマウスやキーボードの操作・荷物の持ち運び・携帯(スマホ)の使い過ぎなどのような様々な日常生活の動作によってもテニス肘は起こります。
こういった日常生活の動作で繰り返し指や手首を反ることによって、指や手首を反る筋肉(総指伸筋、長・短橈側手根伸筋)の使い過ぎになってしまい、筋肉に炎症が起きてしまいます。
テニス肘の治療方法は?
診断
まずは、トムゼンテスト、チェアーテスト、中指伸展テストの3種類のテスト法を行い肘の痛みがテニス肘によるものなのかを診断します。
テストの結果、肘の外側に痛みがある場合、指や手首を返す筋肉(総指伸筋、長・短橈側手根伸筋)の使い過ぎによる、筋肉の炎症を起こしているテニス肘だと判断します。
アイシング
その後、当院(荏原接骨院)ではまず、炎症を起こしている部分をアイシングで冷やします(炎症を早くとる為)。
また、指や手首の負担を軽減させる為に関節の動きを出す矯正を行い、アイシングと合わせて痛みが早く軽減するように治療します。
しかし、テニス肘は筋肉の使い過ぎだけが原因でなく、指や手首に負担をかける根本的な原因の多くが骨格の歪みです。
根本原因へのアプローチ
骨格が歪んでいると身体のバランスが悪くなり、何かの動作をする時に指や手首に負担がかかりやすくなります。
指や手首に負担がかかりやすくなると、指や手首を動かす筋肉にも負担がかかりやすくなるために、テニス肘の症状が引き起こされます。
つまり、テニス肘の根本的な原因である骨格の歪みから治療していく事で、指や手首への負担が軽減され、症状が早く改善されます。
また、根本から治療をする事で、その後も同じような症状が出ずらい身体をつくることができます。
テニス肘で悩んだら?
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)や肘の痛みでお悩みの方はぜひ、当院(荏原接骨院)にご相談下さい。

本記事の文責荏原接骨院
- 院長 別所道記
- 柔道整復師(国家資格)
厚生労働省認定 柔道整復師専科教員
上部頸椎カイロプラティック
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