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【坐骨神経痛】長時間の運転で悪化したお尻から太ももへの痛みとしびれ
坐骨神経痛による痛みとしびれのお悩みで来院された男性(40代/タクシー運転手)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 運転中のお尻から足への痛みとしびれ
- 10分以上座っているのが困難
- 立ち上がる際に鋭い痛み
- 前屈時(車の乗り降り時)に症状が増悪
- 歩行時や立位では症状は軽減
来院に至るまでの経緯
数か月前から長時間の運転で左臀部に違和感を感じるようになり、徐々にしびれが太ももに広がる。仕事の繁忙期で運転時間が増えたことをきっかけに、痛みも出現。
近隣の接骨院で治療を受けるも一時的な軽減にとどまり、整形外科で坐骨神経痛と診断される。鎮痛薬の服用で一時的に楽になるが、効果が切れると再び痛みとしびれが出現。
仕事中の運転時や日常生活にも支障をきたすようになり、インターネットで当院を知り、電話予約にて来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 前屈時に左臀部から太もも裏に痛みとしびれが増強
- 座位保持困難(10分程度で症状出現)
- 立ち上がり動作で左臀部に鋭い痛み
- SLR(下肢伸展挙上テスト)左40度で症状誘発
- 左骨盤の側方傾斜・回旋
- 梨状筋部の圧痛
- 筋力低下や感覚異常は認めず
長時間の運転による左骨盤の側方傾斜と回旋が認められ、左梨状筋の過緊張と仙腸関節の機能障害が坐骨神経を圧迫していると判断。骨盤の歪みにより座位姿勢が崩れ、長時間同じ姿勢を続けることで神経症状が悪化していた。
施術内容と経過
骨盤の左側方傾斜と左回旋を矯正し、坐骨神経の圧迫を軽減することを主眼に施術を実施。骨盤矯正に加え、梨状筋と腰部筋群の筋緊張を緩和。仙腸関節の可動性改善も行う。
さらに、頸椎アジャストメントで全身の姿勢バランスを整える。日常生活では座位時間の短縮と適切な座り方の指導、座布団などによる負担軽減、自宅でできる骨盤体操とストレッチも指導。

坐骨神経痛の痛みとしびれは以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
-
座布団を使用すれば30分以上の座位が可能に。立ち上がり時の鋭い痛みは消失。前屈時のしびれも軽減。
- 11~16回/週1回の通院
-
座布団なしでも1時間以上座れるようになり、夕方に軽いしびれを感じる程度。痛みはほぼ消失。
- 17~20回/2週間に1回の通院
-
運転や長時間座位でもしびれや痛みは出現せず、通常業務に支障なし。
- 20回~/月に1回の通院
-
再発予防と全身のメンテナンス目的で通院継続。
院長からのコメント
長時間の運転による骨盤の歪みと筋肉の過緊張が、坐骨神経痛の根本の原因と考えられた。骨盤矯正と筋緊張の緩和、日常生活での姿勢指導により、痛みとしびれは大きく改善。
現在は症状再発なく、仕事や日常生活に支障なく過ごせている。再発予防のための定期的なメンテナンスとセルフケアも継続中です。

坐骨神経痛の最善を得意としております!
坐骨神経痛でお悩みなら…
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