頭痛

頭痛の症例報告

頭痛とは

頭痛とは、頭部の一部あるいは全体に生じる痛みの総称です。後頭部と首の境界部分や眼の奥の痛みも頭痛に含まれ、単なる症状名ですが、慢性的に頭痛発作を繰り返す場合には「頭痛症」として病名扱いされることもあります。

頭痛は大きく分けて、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などが代表的な「一次性頭痛」と、脳腫瘍、髄膜炎、脳炎、クモ膜下出血や脳卒中など他の疾患が原因となって起こる「二次性頭痛」に分類されます。

突然の「バットで殴られたような」「今まで経験したことのないような」と表現される激しい頭痛や38〜39℃以上の高熱を伴う激しい頭痛、麻痺やしびれ、言葉のもつれ、意識障害を伴う頭痛の場合は、命に関わる可能性のある重篤な疾患のサインであることが多いため、すぐに医療機関を受診してください。

厚生労働省の調査によると、慢性頭痛を有する人は約4000万人と推定され、約4人に1人の日本人が慢性頭痛に悩んでいることになります。片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛は三大慢性頭痛と呼ばれており、特に片頭痛については、日本人全体の有病率は8.4%で、有病者数は約1000万人と言われております。

片頭痛は女性に多く、緊張型頭痛は男女関係なく発症し、群発頭痛は男性に多いとされています。働き盛りの年代に多く見られ、特に女性の罹患率が高い傾向があります。当院にも、性別や年齢関係なく多くの方が頭痛のお悩みで来院されております。

頭痛を放置すると、頭痛が慢性化し痛みへの感受性が高まって頭痛が起きやすい体質になります。それだけでなく、繰り返すたびに痛みの強さも増してしまうこともあります。

さらに、仕事や家事に集中できないことで生活の質が著しく低下し、対処のために頭痛薬を過剰に使用すると薬物乱用頭痛という新たな頭痛を引き起こす悪循環に陥る可能性があります。

頭痛の原因

開院以来、当院には頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

当院の臨床データや施術経験から断言できるのは、頭痛の原因は一つだけでなく、複雑に絡み合った様々な要因が関与しているということです。

頭痛の原因として次のものが挙げられます。ここでは、一次性頭痛（片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛）の主な原因を挙げます。

頭痛はこのような複数で多岐にわたる原因が複雑に絡み合い引き起こされます。

複数の要因が蓄積された状態で特定の誘因を引き金に、脳の血管や三叉神経、周囲の筋肉に過度な刺激がかかり、その結果、血管の拡張や神経の興奮、炎症反応を引き起こし、急性の頭痛を生じさせます。

また、ストレスや睡眠不足、気圧の変化、特定の食品摂取などの環境要因は神経系の感受性を高め、頭痛発作へとつながり、特に片頭痛では三叉神経が刺激されることで脳血管の収縮と拡張のサイクルが痛みを引き起こします。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

頭痛が慢性的になっている方や他の治療院で改善しなかった方も諦めないでください。頭痛の専門的な知識と豊富な施術経験を活かし、あなたの健康をサポートいたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

病院とはここが違います

頭痛への対応は、次のようなものが一般的です。

薬物療法

鎮痛薬やトリプタン製剤が用いられ、痛みを素早く抑える効果がありますが、月に10〜15日以上の頻繁な使用で「薬剤の使用過多による頭痛」を引き起こす危険性があります。

漢方治療

体質や症状に合わせた処方が可能で、頭痛の頻度や程度を減少させる効果があります。効果が現れるまで時間がかかり、体質に合わない場合は効果が限定的になります。

理学療法

徒手療法や運動療法を組み合わせることで頭痛の頻度や強度の軽減を図ります。しかし、完全な治癒は望めないことが多く、効果が現れるまで時間がかかります。

神経ブロック注射

痛みの伝達を遮断するだけでなく、神経の興奮を抑えることで血行改善や炎症抑制効果があります。一度の注射で劇的な効果が出るわけではなく、数回〜数十回の治療が必要な場合があります。

頭痛を改善するために

まず、徹底的に検査を行いあなたの頭痛の原因を特定します。誤った原因に対して施術を行っても、一時的な緩和は得られても、根本的な改善には至らないためです。

当院の綿密な検査で他院では見逃しがちな頭痛の原因も見逃しません。的確な診断結果と明確な根拠に基づき、最適な治療計画をご提案いたします。

当院の特徴

国家資格を持つ施術経験豊富なスタッフが、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで同じスタッフが一貫して行うようにしています。また、知識の共有と複数視点からの多角的分析がによって、より広い視野で患者さんの症状と向き合います。

頭痛の辛い痛みを早く楽にしたい方、頭痛が慢性化して悩んでいる方、ぜひご相談ください。

頭痛のQ＆A

頭痛は自然に治りますか？

一次性頭痛は体調や環境の改善で軽快することもありますが、慢性化する場合もあるため、繰り返す場合は適切な対処が必要です。

頭痛のときにやってはいけないことは？

長風呂や飲酒、強いマッサージ、激しい運動、不規則な生活習慣水分不足、長時間の同じ姿勢の維持は症状を悪化させる可能性があることは避け、安静に過ごすことが大切です。

頭痛薬を飲み続けても大丈夫ですか？

頭痛薬自体に強い依存性はありませんが、頻繁に使用すると「薬物乱用頭痛」という状態になることがあります。これは薬の効果が切れると頭痛が再発し、さらに薬を使用するという悪循環です。

片頭痛と緊張型頭痛の違いは何ですか？

片頭痛はズキンズキンという拍動性の痛みが特徴で、頭の片側に起こり、吐き気や光・音過敏を伴うことがあります。緊張型頭痛は首や肩が凝り、頭に重さや圧迫感を感じる非拍動性の痛みが特徴です。

頭痛が起きたときの応急処置はありますか？

静かで暗い部屋で休む、冷たいタオルや氷嚢を頭部に当てる、十分な水分を摂る、首や肩の筋肉をゆっくりストレッチする、処方された頭痛薬がある場合は早めに服用する、などが効果的です。

頭痛を予防する方法はありますか？

規則正しい生活や十分な睡眠、ストレス管理、適度な運動、誘因となる食品や行動の回避が予防に役立ちます。

どんな頭痛が危険ですか？

突然の激しい痛み、今までにない頭痛、神経症状や発熱を伴う頭痛は重大な疾患の可能性があるため要注意です。

頭痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の頭痛への専門的な施術は優れた効果を発揮し、多くの患者様が治療後、痛みが驚くほど軽減し快適に過ごせるようになったと実感されています。

頭痛への対処は早ければ早いほど、改善までの期間は短くなります。

頭痛の辛い痛みを早期に軽減することはもちろん、根本改善と再発予防までしっかりと導きます。あなたの健康と快適な生活のために、ぜひお早めにご相談ください。

劇的に改善しました

薬に頼る日々でした

趣味も楽しめるようになりました