首の痛み・首こり｜大田区の荏原接骨院（腰痛専門整体）矢口渡駅（蒲田駅隣）～3分

首にかかる負担

人の頭の重さはどれくらいあると思いますか？
ある医学書によると、人間の頭の重さは体重の約8％だと言われています。
（例；体重50㎏の女性であれば、頭の重さは約4㎏）
それだけの重さがある頭をボーリングの玉だとして考えてみてください。
普段、私達が生活している時、その玉を支えているのは首の骨（頚椎）や首と背中の筋肉なんです。
また、首の骨の（頚椎）の中には脳に血液（栄養）を送る椎骨動脈という血管や、身体のバランスを整える自律神経、頭の感覚に関与する大後頭神経などが通っています。
このように、首は頭を支えるだけでなく、血管やたくさんの神経が通っていて、生きていくためにはとても大事な部分なのです。

首こりと姿勢との関係

前かがみの姿勢で長時間いたり、猫背などの不良姿勢、スマホを見ることで首を下に向けることが多かったりすると、首への負担が大きくなり、首の骨（頚椎）のバランスが悪くなったりします。
そのバランスを元の位置に戻そう、または今の状態を維持しようとして首や背中の筋肉が働き筋肉が張ってきます。
しかし、頚椎のバランスが悪くなった状態がいつまでも続くと、今度はそのまま筋肉が張っている状態で固まってきてしまいます。
それだけでなく、首に付いている筋肉が固まることで、その中を通っている神経や血管が刺激されたり圧迫されたりして、痛みや自律神経症状（めまい、疲労感など）が引き起こされます。
また、首の筋肉が張って固まっている状態が続くと寝違えや首の急性的な痛みを引き起こしやすくなります。

首の不調は症状であって、原因ではない

なぜなら、首の不調の根本的な原因は骨格の歪みだったり、関節が固まってしまうことだからです。
長時間同じ姿勢でいたり、身体を動かさずにいると首や肩、背中の骨と骨どうしの間にある関節が固まってしまい、その周りの筋肉も固まります。
また、長時間同じ姿勢でいる事で、身体はその姿勢が正しい位置だと勘違いしてしまい、骨格が歪んできてしまいます。
そして、その状態で固まって、筋肉も固まると、筋肉の中を通っている神経や血管が刺激されたり圧迫され、痛みを引き起こしたり、
首の中を通り、脳へ血液（栄養）を送る椎骨動脈の血流が悪くなり、血行が悪くなります。
そのため、首こりで血行が悪くなると、主な症状として、首や肩が凝る・頭痛・めまい・疲労感・重怠さ・冷え・顔の浮腫みなどの症状が現れます。

首の不調が続くと・・・

こういった症状が続き酷くなると自律神経失調症のような症状までも現れることがあります。
さらに、骨格が歪んで筋肉が常に張ってしまっていると、寝違いを引き起こしやすくなります。
首の不調と言われると放っておけば自然と治ると思われがちですが、放っておくと色々な症状が出てきてしまうんです。
そのため出来るだけ早くから治療をすることが重要になってきます。

辛い首の不調を自宅で解消できるツボがありますので、押していきましょう。

首と頭の付け根のツボ

イラストの赤い点に首と頭の付け根の部分に風池（ふうち）・天柱（てんちゅう）というツボがあります。
押し方は強く押し付けるのではなく親指で心地よく感じるほどで押します。指を頭に押さえつけたまま、ゆっくり頭を前後に無理のないように動かします。
ここで強く押してしまうと揉み返しが来てしまう恐れがあるので、痛みを感じない程度の強さに留めます。

手の甲のツボ

他にも手の甲には合谷（ごうこく）と呼ばれる、肩こりや首こり、手のしびれに効く万能ツボがあり、思い出したときにすぐにツボ押しを行えるのが便利です。
イラストの赤い点の部分を、親指でやや強めに押し、痛みを感じない程度の強さに留め、自分が気持がいいと感じる強さで押し揉みをします。回数は30回程度、繰り返し押し揉みしましょう。

首のストレッチ方法

首のストレッチ方法として大切なのがやりすぎないことです。筋肉を伸ばすだけでも、首周りの硬くなった筋肉の緊張が解けます。
最初にイラストのように首を左に傾け20秒間維持しましょう。次にまっすぐに戻し深呼吸を3回行い、次に右側へ首を傾けます。3セット行うと首こりがとても楽になります。

まず、患者様と問診をさせて頂きます。そこで、どのような症状があるのかを聞かせて頂き、その後、身体がどのように歪んでいるのかを検査させて頂きます。

首の不調をの根本治療

首の不調の根本的な原因である頸椎の歪みを矯正する治療を行うことで骨格の歪みを正常な良い位置に戻して、圧迫・刺激されていた神経や血管への負担を軽減させます。
さらに骨格の歪みを矯正するのと同時に関節や筋肉の動きを出すことで、首の不調を軽減させます。また、その後も痛みや神経症状の出ずらい身体をつくることができます。