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【四十肩・五十肩】腕が上がらず夜も眠れない肩の痛み
四十肩・五十肩による肩の痛みと可動域制限のお悩みで来院された女性(50代/事務職)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 右肩の痛みで腕が上がらない
- 夜間痛が強く、寝返りのたびに目が覚める
- 服の着脱や髪を結ぶなどの日常動作で強い痛み
- 慢性的な肩こりから頭痛も併発
来院に至るまでの経緯
もともと肩こりを感じていたが、1週間前から突然右肩に強い痛みが出現し、腕が上がらなくなった。腕を高く挙げようとすると右肩に激痛が走り、洋服を着る動作も困難になる。他にも日常生活に支障が出始め、特に夜間痛が悪化し寝ていても痛みで目が覚めてしまう。
かかりつけの整形外科では「五十肩」と診断され、鎮痛薬と経過観察を勧められたが改善せず。徐々に腕の上がる角度が狭くなり、このままではもっと肩と腕が動かせなくなってしまう、と不安になる。
そこで、しっかり五十肩を改善しようとインターネットで検索をし、当院のホームページとクチコミをみて電話予約から来院する。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 肩関節の可動域制限(挙上/外転/外旋/内旋)
- 肩関節前面と後面に圧痛
- 肩甲骨周囲筋の緊張と可動域低下
- 頸椎の可動性低下
- 身体の左右バランスの崩れ
- 姿勢写真で首・肩・腰の高さに左右差
検査の結果、五十肩(肩関節周囲炎)による関節拘縮・筋拘縮で疼痛と可動域制限が顕著で、肩甲骨周囲や頸椎の可動性も低下していた。慢性的な肩こりや姿勢不良が背景にあり、骨格の歪みが症状を増悪させていると判断した。
施術内容と経過
まず骨盤から背骨、頸椎に至るまでの全身のアライメント調整を実施し、姿勢バランスの根本的な改善を図る。同時に、拘縮した肩関節と周囲筋に対して、関節方内運動と筋膜リリースで柔軟性を回回復を目指す。
特に肩甲骨の可動性改善に重点を置き、肩甲胸郭関節の滑りを促進する手技療法を実施することで、肩関節の動きの改善を目指す。

肩の痛みと可動域は以下のように経過した。
- 初回~5回/週2~3回の通院
-
夜間痛が軽減し、夜寝ていても痛くならず朝まで眠れるようになる。
- 6~10回/週1~2回の通院
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肩の可動域が徐々に広がり、服の脱いだり着たりや髪を結ぶ動作、頭を洗う動作などが楽になる。
- 11~14回/2週間に1回の通院
-
日常生活での痛みがほぼ消失し、肩の動きも大きく改善。日常生活や仕事での支障がなくなる。
- 15回~/月に1回の通院
-
施術間隔を広げ再発防止のため、身体全体からのメンテナンスを継続。
院長からのコメント
五十肩は自然に改善することがありますが、一度、関節が固まってしまうと可動域が改善するまでに半年から1年かかってしまうケースもあります。そのため、早期に適切な施術を受けることで痛みや可動域制限が短期間で大きく改善するケースが多いです。
当院では、根本原因である骨格の歪みや筋肉の緊張にアプローチし、患者様に合わせた施術とセルフケア指導を徹底することで、再発しにくい健康な状態を目指しています。

五十肩は肩を動かす事が重要です!
四十肩・五十肩でお悩みなら…
四十肩・五十肩ついて解説しているこちらのページもお読みください。



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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
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