足首の捻挫

足首の捻挫とは

足首の捻挫とは、足首を強くひねった際に関節を支える靭帯が伸びたり、部分的に切れたり、完全に断裂したりする怪我のことです。最も多いのは足首を内側にひねることで外側の靭帯が損傷するケースで、痛みや腫れ、内出血などの症状が現れます。

日本整形外科スポーツ医学会の調査によると、スポーツ現場での怪我の約40％を足関節捻挫が占めています。年間数十万人が足首の捻挫を経験していると推定されます。

また、日本スポーツ協会の報告では、全体のスポーツ外傷の約12％が足関節の捻挫となっており、特にサッカーやバスケットボール、テニスなどの競技で頻繁に発生します。足首の捻挫のお悩みで当院に来院される方も多いです。

適切な治療を行わずに放置すると、靭帯が正しく修復されないまま足首の不安定性が残り、日常的に捻挫を繰り返すようになります。慢性的な痛みや腫れが続き、足首の機能が低下して歩行障害を引き起こします。

さらに症状が進行すると、足首の可動域が制限され、スポーツや趣味活動への復帰が困難になります。また、足首をかばうことで膝や腰への負担が増加し、他の部位の痛みを引き起こすこともあります。

最悪の場合、距骨の軟骨が損傷して変形性足関節症に進行し、将来的に手術が必要になる可能性があります。

足首の捻挫の原因

開院以来、当院には足首の捻挫でお困りの方が数多く来院されています。

当院の臨床データや施術経験から断言できるのは、足首の捻挫の原因はひとつに限らず、複雑に絡み合った様々な要因が関与しているということです。

足首の捻挫の原因として次のものが挙げられます。

足首の捻挫はこのような複数で多岐にわたる原因によって引き起こされます。

多くの場合は様々な要因により足関節の靭帯に損傷が生じ、関節の不安定性や周囲筋肉の緊張などが発生し、足首の痛みや機能障害が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかった足首の捻挫でお悩みの方も諦めないでください。当院では、お一人おひとりの症状に合わせた丁寧な検査と施術で、足首の捻挫の根本的な改善と再発予防を目指します。

病院とはここが違います

足首の捻挫への対応は、次のようなものが一般的です。

RICE処置

初期対応としては有効ですが、長期間の固定により筋力低下や関節の硬直を招く可能性があります。

消炎鎮痛剤

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な改善には至らない場合が多く、長期使用による副作用のリスクもあります。

固定治療

過度な固定により筋肉の萎縮や関節の可動域制限が生じ、回復後の機能低下につながることがあります。

理学療法

効果を得るまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で、適切な負荷調整ができないと症状が悪化する場合があります。

足首の捻挫を改善するために

まず、徹底的に検査を行いあなたの足首の捻挫の原因を特定します。誤った原因に対して施術を行っても、一時的な緩和は得られても、根本的な改善には至らないためです。

当院の綿密な検査で他院では見逃しがちな足首の捻挫の原因も見逃しません。的確な診断結果に基づき、最適な治療計画をご提案いたします。

当院の特徴

国家資格を持つ施術経験豊富なスタッフが、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、検査から施術まで同じスタッフが一貫して行うようにしています。また、知識の共有と複数視点からの多角的分析がによって、より広い視野で患者さんの症状と向き合います。

足首の捻挫によって日常生活に支障をきたしている方も、ぜひ当院にご相談ください。

足首の捻挫のQ＆A

足首の捻挫は自然に治りますか？

軽度の捻挫であれば自然治癒する場合もありますが、適切な処置を行わないと不安定性が残り慢性化するリスクがあるため、専門的な治療を受けることをお勧めします。

足首の捻挫の人がやってはいけないことは？

受傷直後の温熱療法、無理な歩行、アルコール摂取は避けてください。また痛みを我慢してのスポーツ活動は症状を悪化させる可能性があります。

軽い捻挫と重い捻挫の見分け方は？

軽度は痛みや腫れが軽く歩行可能、重度は激痛で歩行困難、関節の不安定性が顕著に現れます。判断が困難な場合は専門医の診断を受けることが重要です。

捻挫後どのくらいで運動を再開できますか？

軽度なら1-2週間、中等度なら3-6週間が目安ですが、個人差があります。痛みや腫れが完全に引き、関節の安定性が回復してからの復帰が安全です。

捻挫を繰り返さないための予防法は？

足首周囲の筋力強化、バランス訓練、適切な靴の選択、ウォーミングアップの徹底が効果的です。また過去の捻挫の完全な治癒が重要です。

湿布と痛み止めはどちらが効果的ですか？

急性期には冷湿布で炎症を抑制し、痛み止めで症状緩和を図ります。ただし対症療法であり、根本的な治療には専門的なアプローチが必要です。

捻挫後の腫れはいつまで続きますか？

軽度なら数日から1週間、重度なら数週間続く場合があります。適切な処置により腫れの期間を短縮できるため、早期の専門治療が重要です。

手術が必要な捻挫の基準は？

靭帯の完全断裂、関節の著しい不安定性、保存療法で改善しない慢性的な症状がある場合に検討されます。多くの場合は保存療法で改善可能です。

捻挫の完治の判断基準は何ですか？

痛みと腫れの消失、正常な関節可動域の回復、関節の安定性確保、日常生活やスポーツ活動への支障がないことが完治の目安となります。

足首の捻挫で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の足首の捻挫への専門的な施術は優れた効果を発揮し、多くの患者様が治療後、痛みが驚くほど軽減し足首の動きが良くなったと実感されています。

足首の捻挫は早期の対応が回復への近道です。

症状が出始めたらすぐに対処することで、痛みからの改善までの時間を大幅に短縮できます。あなたの健康と快適な生活のために、ぜひお早めにご相談ください。