
院長:別所お気軽にご相談ください!

院長:別所お気軽にご相談ください!
こんにちは。大田区の荏原整体院・接骨院、院長の別所です。赤ちゃんの後頭部が平らになっていたり、左右で形が違っていたりすると、「このままで大丈夫なのかな」と不安になりますよね。特に「いつごろ頭の形が決まってしまうのか」「今からでも間に合うのか」という疑問は、多くの保護者の方が抱える切実な悩みです。


当院にも生後2ヶ月から6ヶ月頃の赤ちゃんの頭の形でご相談に来られる保護者の方が数多くいらっしゃいます。健診で「様子を見ましょう」と言われたものの、SNSやネットで調べるほど不安が大きくなり、「手遅れになる前に何とかしたい」という焦りを感じている方も少なくありません。


赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかいのは限られた時期だけ。その時期を知ることが、適切な対応への第一歩になります
赤ちゃんの頭の形がほぼ完全に固まるのは、1歳半から2歳頃とされています。生まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨は、脳の急速な成長に対応するため、骨同士が完全につながっておらず非常に柔らかい状態です。この柔らかさのおかげで、出産時に産道を通ることができるのですが、同時に外からの圧力によって変形しやすいという特徴も持っています。
生後すぐから生後6ヶ月頃までは、頭蓋骨の成長が最も活発な時期であり、同時に最も変形しやすい時期でもあります。この時期に同じ方向ばかり向いて寝ていたり、長時間同じ姿勢を続けたりすると、接地面に持続的な圧力がかかり、その部分の成長が抑えられてしまうのです。生後3〜4ヶ月頃に変形のピークを迎えることが多く、多くの保護者の方がこの時期に頭の形の歪みに気づかれます。
生後6ヶ月を過ぎると徐々に頭蓋骨が硬くなり始め、1歳を迎える頃にはかなり硬さを増してきます。そして1歳半から2歳頃までにほぼ完全に形が定まり、それ以降は自然に形が変わることはほとんどなくなります。つまり、この時期までに頭の形が歪んだまま放置してしまうと、その形のまま一生過ごすことになる可能性が高いということです。
頭の形が完全に決まるのは1歳半から2歳頃ですが、実際に対応が可能な期限はもっと早く、生後6ヶ月頃までが目安となります。これは、頭蓋骨の柔軟性と成長スピードが関係しています。生後6ヶ月を過ぎると、頭蓋骨が徐々に硬くなり始め、変形を改善することが難しくなってくるためです。
ヘルメット治療などの矯正治療を検討する場合、最も効果が期待できるのは生後4ヶ月から6ヶ月の間とされています。この時期は頭蓋骨がまだ十分に柔らかく、かつ成長が活発なため、適切な方向に成長を促すことで効率的に形を整えることができます。遅くとも生後8ヶ月までには開始しないと、十分な効果が得られない可能性が高くなります。


日常生活での体位変換や向き癖の改善による対応も、やはり生後6ヶ月頃までが最も効果的です。この時期を過ぎると、赤ちゃん自身が寝返りをするようになり、保護者が意識的に向きを変えることも難しくなってきます。また、頭蓋骨が硬くなり始めるため、体位変換だけで形を整えることは困難になります。
当院では、生後1ヶ月から4ヶ月の間にご相談いただくことを最もお勧めしています。この時期であれば、日常生活での工夫や優しい施術で改善が期待でき、赤ちゃんへの負担も最小限に抑えることができます。「まだ様子を見ましょう」と言われて不安を感じている方は、ぜひ早めにご相談ください。
生後0〜3ヶ月は、頭蓋骨が最も柔らかく変形しやすい時期です。この時期の赤ちゃんはまだ首が座っておらず、自分で頭の向きを変えることができません。そのため、いつも同じ方向を向いて寝ていると、その部分が平らになりやすくなります。
この時期に大切なのは、予防的な対応です。授乳の際に左右バランスよく抱っこする、寝かせる向きを定期的に変える、長時間バウンサーやベビーカーに寝かせたままにしないなどの工夫が効果的です。すでに変形が見られる場合でも、この時期であれば体位変換だけで改善する可能性が十分にあります。
生後4〜6ヶ月は、対応可能な最終期限とも言える重要な時期です。この時期を過ぎると頭蓋骨が徐々に硬くなり始め、改善が難しくなってきます。中等度以上の変形が見られる場合は、この時期に専門家に相談し、適切な対応を開始することが重要です。
ヘルメット治療を検討する場合も、この時期がベストタイミングです。頭蓋骨がまだ柔らかく、成長も活発なため、治療効果が最も期待できます。また、当院のような施術による対応も、この時期であれば十分な効果が見込めます。
生後7ヶ月を過ぎると、頭蓋骨はかなり硬くなり、自然な改善はほとんど期待できなくなります。この時期になると、赤ちゃん自身が寝返りやハイハイを始めるため、体位変換による対応も現実的ではなくなります。
ただし、諦める必要はありません。軽度の変形であれば、まだ改善の余地があります。また、この時期でも適切な施術や生活指導により、変形の進行を防ぎ、可能な範囲で改善を図ることは可能です。当院では、この時期のお子さまに対しても、丁寧な検査を行い、できる限りの対応をさせていただいています。
1歳を過ぎると、頭蓋骨はかなり硬くなり、1歳半から2歳頃までにほぼ完全に形が決まります。この時期以降は、自然に形が変わることはほとんどありません。変形が残ったまま固まってしまうと、将来的に好きな髪型にできない、帽子が合わない、眼鏡がかけにくいといった日常生活での不便さが生じる可能性があります。
深刻なケースでは、顔の左右非対称が目立つ、噛み合わせに影響が出る、視力に問題が生じるなどの可能性も指摘されています。だからこそ、早期の対応が重要なのです。
健診で「様子を見ましょう」と言われたものの、本当に何もしなくて良いのか不安に感じている方は多いのではないでしょうか。実際、軽度の変形であれば成長とともに目立たなくなることもあります。しかし、中等度以上の変形の場合、自然改善は難しいとされています。
判断のポイントとして、まず変形の程度を確認することが大切です。赤ちゃんを真上から見たときに、明らかに左右差がある、後頭部が平らになっている、頭が前後に長くなっているなどの特徴が見られる場合は、専門家に相談することをお勧めします。
また、向き癖が強く、いつも同じ方向ばかり向いている場合も注意が必要です。向き癖の背景には、首の筋肉の緊張や筋性斜頸などの問題が隠れていることがあります。当院では、こうした根本原因を見極めるために、徹底的な問診と検査を行っています。
生後4ヶ月を過ぎても変形が改善しない、むしろ悪化しているように感じる場合は、できるだけ早く専門家に相談してください。時間は限られています。手遅れになる前に、適切な対応を始めることが大切です。
はい、双子の赤ちゃんは頭の形が変形しやすい傾向があります。母体のお腹の中で動くことのできるスペースが制限されるため、胎内ですでに同じ姿勢でいる時間が長くなり、向き癖ができていることがあります。双子のお子さまをお持ちの保護者の方は、特に早めにご相談いただくことをお勧めします。
頭の形の変形そのものは遺伝しませんが、頭の形の基本的な特徴(丸型、長型など)は遺伝的要素の影響を受けることがあります。ただし、位置的頭蓋変形は外からの圧力によって生じるものですので、適切な予防と対応で防ぐことができます。
そのお気持ち、よくわかります。ご自身が経験されたからこそ、お子さまには同じ思いをさせたくないと感じるのは当然のことです。幸い、赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかい時期であれば、適切な対応で改善が期待できます。早めにご相談いただければ、できる限りのサポートをさせていただきます。
赤ちゃんの頭の形に関する悩みは、保護者の方にとって大きな不安の種となります。しかし、適切な時期に適切な対応をすることで、多くの場合改善が期待できます。頭の形が完全に決まる1歳半から2歳になる前に、できれば生後6ヶ月までに対応を始めることが理想的です。
「様子を見ましょう」と言われても不安が消えない方、今からでも間に合うのか知りたい方、何から始めればいいのかわからない方は、一人で悩まずにぜひご相談ください。当院では、赤ちゃんの健やかな成長を第一に考え、保護者の方々の不安に寄り添いながら最適なアドバイスを提供しています。


大切なお子さまの将来のために、今できることから始めましょう。私たちが全力でサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。

