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【首の痛み】慢性的な首の痛みから腕のしびれにまで悪化
首の痛みと右腕のしびれでお悩みで来院された女性(20代/ウェブデザイナー)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- デスクワーク中の持続的な首の痛み(特に右側)
- 最近の朝方の頻繁な寝違え
- 右腕のしびれとだるさ(作業2時間後から増悪)
- 頸部可動域制限
- 肩甲骨内側の灼熱感
来院に至るまでの経緯
新卒でウェブデザイナーとして就職後、1日8時間以上のPC作業を3年間継続。入社1年目から首の張りを自覚し、市販の温湿布で対処。2年目に右腕のしびれが出現し、整形外科でMRI検査を受けるも「軽度のストレートネック」と診断され、鎮痛剤を処方される。
症状は徐々に悪化し、最近では頻繁に寝違えが発生。マッサージや鍼治療を試すも効果が持続せず、インターネットで根本改善を謳う当院のホームページと症例報告を確認し、LINE予約から来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 頭部前方突出(耳穴が肩峰より5cm前方)
- 右肩3cm挙上
- 右僧帽筋上部/肩甲挙筋/小胸筋の過緊張
- 頸椎伸展15度(疼痛)
- 右回旋40度(しびれ誘発)
- スパーリングテスト陽性(右)
- ジャクソンテスト陽性
頸椎の生理的前弯消失に伴うC5/6椎間孔狭窄が神経根圧迫を引き起こし、右腕のしびれを生じている状態。右肩甲帯のアライメント異常(肩甲骨前傾+下方回旋)が頸部筋群に過剰な負荷をかけ、寝違えの頻発要因となっていた。さらに胸椎後弯の増強が頸椎と胸椎移行部のストレスを増大させ、症状を慢性化させていると判断。
施術内容と経過
上部頸椎アジャストメントで椎間孔を拡大し神経圧迫の軽減を図り、同時に、右肩甲帯の関節運動学的アプローチを行い、肩甲骨の後傾と上方回旋を促進することで可動域を整える。

首の痛みと右腕のしびれは以下のように経過した。
- 初回~6回目/週2~3回の通院
-
初回施術後には頸部の可動域が改善するも、首を動かしたときの疼痛は残存。午前中から出ていた右腕のしびれが、夕方に出現するまでになる。
- 7回目~14回目/週1~2回の通院
-
頸部の可動域がかなり改善し、首を動かしたときの疼痛も気にならなくなる。寝違え頻度が減少。
- 15回目~18回目/2週間に1回の通院
-
週末になると頸部に筋緊張を感じるのみで、仕事中、日常生活ともに痛みやしびれによる支障がなくなる。寝違えも1か月間なし。
- 17回目〜/月に1回の通院
-
症状再発なしの状態でセルフケアを取り組みながらメンテナンスへ移行。
院長からのコメント
頸椎の調整に加え、肩甲帯と胸椎の姿勢矯正が効果的であった。特にPC作業時の姿勢の見直しが頸部負荷を軽減し症状が改善する結果となった。患者には継続的なセルフケアとして、30分~1時間ごとの体操を指導し、再発防止している。

長時間の同一姿勢には気をつけてください!
首の痛みや手のしびれでお悩みなら…
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