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【腰椎椎間板ヘルニア】ロキソニンでは改善しなかった長時間の運転による腰痛と左下肢のしびれ
腰痛とお尻から太ももにかけてのしびれがお悩みで来院された男性(50代/タクシー運転手)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 座位時に腰痛と左臀部から太ももへのしびれ
- 長時間運転で痛みしびれが増悪し、運転継続困難
- 前屈動作で強い疼痛
- 夜間痛による睡眠障害
- 左下肢の突っ張り感
来院に至るまでの経緯
約1ヶ月前からタクシー運転中に左のお尻から太ももへのしびれと腰痛を感じるようになった。症状は徐々に悪化し、座っていられないほどの苦痛となったため整形外科を受診し、MRI検査の結果「腰椎椎間板ヘルニア」と診断。ロキソニンを処方されるも改善せず。
日常生活や仕事への支障が大きくなったため、ネットで調べ当院に電話予約し来院した。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 下肢伸展挙上テスト(SLR)左40度でしびれ増悪
- 骨盤前傾・左腸骨後方回旋あり
- 左中臀筋・梨状筋部の圧痛
- 脚長差:左+2cm
- 長時間運転姿勢による腰椎への負荷増加
- 左仙腸関節の機能低下と梨状筋の過緊張
職業柄長時間の座位・運転による骨盤と腰椎アライメントの崩れが主因であり、ヘルニアによる神経根圧迫だけでなく骨盤周囲・臀部筋群の過緊張と関節機能異常がしびれ・疼痛を悪化させていると考えられた。腰椎前弯の増強や骨盤回旋は神経圧迫を助長し、症状持続・悪化に寄与している。
施術内容と経過
骨盤のアライメント調整と仙腸関節の機能改善を中心に実施し、同時に梨状筋・腸腰筋・腰方形筋部への筋膜リリースや緊張緩和を重点的に行った。腰椎の生理的前弯バランスを回復させるため、胸椎・腰椎の可動域改善にも取り組み、職業上必要な座位姿勢の指導およびセルフケア(ストレッチ・エクササイズ)方法の指導も実施。

腰痛とお尻から足のしびれは以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
-
前屈動作が明らかに改善。3時間以上の運転も問題なくできるようになる。夜間のしびれもなくなり朝まで眠れる。
- 11~18回/週1回の通院
-
長時間の運転時にしびれは時折小さく出現する程度。日常生活の不便はほぼ消失。
- 19~23回/2週間に1回の通院
-
前屈動作もほぼ制限なく行えるようになる。運転時のしびれもほぼ無く、仕事への不安もなくなる。
- 24回~/月に1回の通院
-
再発なく安定、セルフケアが習慣化しメンテナンス目的の通院を継続。
院長からのコメント
痛みやしびれの原因を姿勢・骨盤アライメント・筋緊張といった根本要因からアプローチしたことで、腰椎椎間板ヘルニアに伴うしびれと腰痛は大幅に改善し、薬に頼らず仕事復帰が可能となりました。正しい運転姿勢とセルフケアの継続により、症状の再発なく健康な生活を維持できています。

椎間板ヘルニアの施術を得意としております!
腰椎椎間板ヘルニアでお悩みなら…
腰椎椎間板ヘルニアついて解説しているこちらのページもお読みください。




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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
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