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【坐骨神経痛】今まで何ともなかったのに…お尻や太ももの張りからしびれと痛みで座っていられない
長時間のデスクワークによる坐骨神経痛がお悩みで来院された男性(50代/会社員/大田区蒲田本町在住)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 左臀部から左大腿部にかけての強い張りと痛み
- 座位姿勢での症状増強
- 左臀部から大腿後面への放散痛
- 立位・歩行時は症状が軽減
来院に至るまでの経緯
以前から腰部や臀部の張りや疲労感はあったものの、痛みやしびれといった症状は出ていなかった。2週間前の朝、起床時に左臀部から大腿部にかけて強い筋肉の張りを自覚。最初は筋肉痛のような感覚だったが、出社して座位での作業を続けていると徐々に張りが増強し、しびれるような感覚も出現した。
業務が繁忙期で多忙だったこともあり対処を先延ばしにしていたところ、張りやしびれに加えて鋭い痛みも走るようになり、長時間座っていることが困難になった。立っている時や歩いている時は症状が軽減するため、なんとか仕事は続けていたが日常業務に支障をきたすようになった。
自身でインターネット検索したところ坐骨神経痛の症状に当てはまると思い、以前奥様が大田区の荏原整体院・接骨院で腰痛が改善したことを聞いていたため、電話予約のうえ来院された。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 座位30分で左臀部から大腿後面への痛みとしびれ出現
- SLR(下肢伸展挙上テスト)左45度陽性
- 骨盤の左後方回旋と仙骨の前傾
- 左仙腸関節の可動域制限
- 左梨状筋・中臀筋部の顕著な圧痛
- 脚長差:左+2.5㎝
長時間の座位姿勢による骨盤アライメントの崩れと左仙腸関節の機能障害が認められた。特に左梨状筋の過緊張が顕著で、これが坐骨神経を圧迫し臀部から大腿部への痛みとしびれを引き起こしていると判断した。
施術内容と経過
骨盤の左後方回旋と仙骨前傾の矯正を中心に、左仙腸関節の関節運動機能の改善を図る。同時に左梨状筋と中臀筋、腰部筋群の過緊張を緩和し、坐骨神経への圧迫を軽減する施術を実施。
日常生活指導として、デスクワークでの正しい座り方、椅子の高さ調整、1時間ごとの立位休憩の重要性を説明。自宅でできるセルフケアとして、臀部のストレッチと骨盤の歪みを整える簡単な体操を指導。

坐骨神経痛の痛みとしびれは以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
-
座位時の痛みが軽減し、1時間程度の座位が可能に。立ち上がり時の痛みも徐々に改善され、鋭い痛みはなくなった。
- 11~16回/週1回の通院
-
2時間以上の座位でもしびれがほとんど出なくなり、業務に集中できるようになった。臀部や大腿後面の筋緊張が残存する。
- 17~20回/2週間に1回の通院
-
長時間のデスクワークでも痛みやしびれはほぼ消失。疲労時に軽い張りを感じる程度まで改善。
- 21回~/月に1回の通院
-
仕事も問題なくこなせている。定期的なメンテナンスとセルフケアの継続で良好な状態を維持。
院長からのコメント
長時間のデスクワークによる骨盤の歪みと梨状筋の過緊張が坐骨神経痛の主な原因でした。骨盤矯正と筋緊張の緩和、そして日常生活での姿勢改善により、短期間で大きな改善が見られたケースでした。
現在は月1回のメンテナンスで再発予防を行いながら、セルフケアも習慣化されています。デスクワークが多い方は定期的な体のケアが重要です。

坐骨神経痛の施術を得意としております!
大田区で坐骨神経痛がお悩みなら…
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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
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