【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

あなたは大丈夫?脊柱管狭窄症になりやすい人の生活習慣と体質

本日の予約状況

最近、長時間歩くと足がしびれてくる、立っていると腰やお尻に痛みが出てくる、そんな症状にお悩みではありませんか?整形外科で画像検査を受けて脊柱管狭窄症と診断された方も多いかもしれません。しかし、実は画像で脊柱管の狭窄が確認されたからといって、それがあなたの痛みやしびれの本当の原因とは限らないのです。

大田区で開院して27年目を迎える荏原整体院・接骨院には、脊柱管狭窄症でお困りの方が数多く来院されていますが、その中には病院で脊柱管狭窄症と診断されながらも、実際には別の原因で症状が出ている方が少なくありません。長年の臨床経験から、脊柱管狭窄症を発症しやすい方の特徴や、本当の原因を見極めることの重要性をお伝えしたいと思います。

院長:別所

画像診断だけでは見えない本当の原因があります!

目次

脊柱管狭窄症の診断の落とし穴

整形外科や病院でレントゲンやMRI検査を受けると、脊柱管がどれくらい狭くなっているかを画像で確認することができます。そして多くの場合、画像で狭窄が確認されると脊柱管狭窄症という診断が下されます。しかし、ここに大きな問題があることをご存知でしょうか。

実は、画像検査で脊柱管の狭窄が確認されたとしても、それが必ずしも痛みやしびれの原因になっているとは限りません。無症状の高齢者にMRI検査を行うと、かなりの割合で脊柱管の狭窄が見つかりますが、その方々は何の症状も感じていないのです。つまり、画像上の狭窄と実際の症状は必ずしも一致しないということです。

当院には、病院で脊柱管狭窄症と診断され手術を勧められた方が数多く来院されますが、詳しく検査をしてみると、実際の症状の原因は脊柱管の狭窄ではなく、筋肉の硬結や骨盤の歪み、仙腸関節の機能障害など別のところにあるケースが非常に多いのです。だからこそ、画像診断だけに頼らず、身体全体を総合的に評価する検査が何より重要になります。

脊柱管狭窄症とは何か

脊柱管狭窄症とは、背骨の中にある神経の通り道である脊柱管が狭くなることで、神経が圧迫されて様々な症状を引き起こす病気です。代表的な症状として、歩いていると足に痛みやしびれが出てきて、休むと楽になる間欠性跛行があります。この他にも腰からお尻、太ももにかけての痛みやしびれ、長時間立っていることが辛くなるなどの症状が現れます。

脊柱管狭窄症は年齢とともに増加し、特に50代以降に発症する方が多く見られます。国内の患者数は推定で580万人とも言われており、高齢化に伴って今後さらに増えていくと予想されています。しかし、同じ年齢でも発症する方としない方がいるのには理由があります。

年齢と脊柱管狭窄症の関係

脊柱管狭窄症の最も大きな危険因子は加齢です。40代から徐々に増え始め、50代後半から60代にかけて発症のピークを迎えます。これは、年齢を重ねるにつれて背骨の椎間板が変性したり、椎間関節や靭帯が肥厚したりすることが主な原因となっています。

80代、90代になると多くの方に何らかの脊柱管の狭窄が見られますが、必ずしも全員に症状が出るわけではありません。症状の有無は、狭窄の程度だけでなく、その他の危険因子との組み合わせによって決まることが多いのです。若い方でも先天的な要因や激しいスポーツ、重労働などによって発症することがありますので、年齢だけで安心することはできません。

脊柱管狭窄症を発症しやすい職業や生活習慣

重労働や肉体労働に従事している方

建設業や製造業、運送業など、重い荷物を頻繁に持ち上げる仕事に長年従事している方は、腰椎への負担が蓄積し脊柱管狭窄症のリスクが高まります。特に中腰での作業が多い方や、腰を捻りながら重量物を扱う方は注意が必要です。当院にも工場勤務や配送業の方が多く来院されており、職業柄の負担が症状を引き起こしているケースを数多く診てきました。

長時間のデスクワークや座り仕事

意外かもしれませんが、長時間座りっぱなしのデスクワークも脊柱管狭窄症のリスクを高めます。座位姿勢では腰椎への圧力が立位の約1.4倍かかると言われており、さらに前かがみの姿勢では2倍近くの負担がかかります。運動不足による筋力低下も重なり、腰椎の変性を早める要因となります。

激しいスポーツ経験者

若い頃に柔道やラグビー、体操など腰に強い負荷がかかるスポーツを長年続けていた方も、将来的に脊柱管狭窄症を発症しやすい傾向があります。スポーツによる腰椎の損傷や変形が、年齢とともに脊柱管の狭窄につながることがあるためです。

体質や体型による危険因子

肥満気味の方

体重が増えると腰椎への負担が増大します。特にお腹周りに脂肪がつくと、重心が前方に移動し腰椎の前弯が強くなります。この状態が続くと椎間板や椎間関節への負担が増え、脊柱管狭窄症のリスクが高まります。適正体重の維持は予防において非常に重要です。

姿勢が悪い方

猫背や反り腰など、姿勢の悪さも脊柱管狭窄症の危険因子です。姿勢が悪いと特定の腰椎に負担が集中し、その部分の変性が進みやすくなります。特に腰を反らせる姿勢が楽に感じる方や、前かがみになると症状が楽になる方は、すでに脊柱管に何らかの問題が生じている可能性があります。

筋力が低下している方

腰や体幹の筋力が低下すると、背骨を支える力が弱まり腰椎への負担が増します。運動不足の方や、加齢によって筋肉量が減少している方は特に注意が必要です。筋力の維持は脊柱管狭窄症の予防だけでなく、症状の進行を遅らせることにもつながります。

既往歴や遺伝的要因

腰痛経験者

過去にぎっくり腰を繰り返している方や、椎間板ヘルニアの既往がある方は、脊柱管狭窄症を発症しやすい傾向があります。これらの疾患によって腰椎の変性が進行しており、それが将来的に脊柱管の狭窄につながることがあります。

家族に患者がいる方

脊柱管狭窄症には遺伝的な要素も関与していると考えられています。両親や兄弟姉妹に脊柱管狭窄症の方がいる場合、発症リスクが高まる可能性があります。家族歴がある方は、より早い段階から予防を意識することが大切です。

先天的な脊柱の形態異常

生まれつき脊柱管が狭い方や、腰椎の形態に異常がある方は、若い年齢でも症状が現れることがあります。これは生まれつきの体質によるものですが、生活習慣の改善によって症状の出現を遅らせることは可能です。

画像診断と症状が一致しないケース

ここで最も重要なお話をさせていただきます。整形外科でMRI検査を受けて脊柱管狭窄症と診断されても、実際にはその狭窄が痛みやしびれの直接的な原因ではないケースが非常に多いという事実です。

当院に来院される患者様の多くが、病院で脊柱管狭窄症と診断され、痛み止めやブロック注射、場合によっては手術を勧められています。しかし、私たちが徹底的に検査を行うと、実際の痛みやしびれの原因は梨状筋という筋肉の硬結であったり、仙腸関節の機能障害であったり、椎間関節の問題であったりすることが少なくありません

画像検査はあくまで構造的な変化を映し出すものであり、機能的な問題や筋肉の状態、関節の動きなどは評価できません。脊柱管に狭窄があっても無症状の方がいる一方で、画像上は軽度の狭窄しかないのに強い症状に悩まされている方もいます。これは、症状の原因が画像に映らない部分にあることを示しています。

まとめ

脊柱管狭窄症を発症しやすい人の特徴として、50代以降の年齢、重労働や長時間のデスクワーク、肥満や姿勢の悪さ、過去の腰痛経験などが挙げられます。しかし最も重要なのは、整形外科でレントゲンやMRI検査を受けて脊柱管狭窄症と診断されても、それがあなたの痛みやしびれの本当の原因とは限らないということです。

画像診断はあくまで構造的な変化を映し出すものであり、機能的な問題や筋肉の状態は評価できません。当院に来院される多くの患者様が、病院では見つからなかった本当の原因を特定し、手術を避けて症状の改善を実現されています。

画像診断だけに頼らない身体全体を総合的に評価する検査が、あなたの症状改善への第一歩となります。手術や薬に頼る前に、まずは大田区の荏原整体院・接骨院に一度ご相談いただければと思います。あなたの健康と笑顔のために、私たちが全力でサポートいたします。


院長:別所

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都大田区東矢口2-14-15
電話番号
03-3750-4565
定休日
祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次