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【慢性腰痛】起床時の腰の痛みと腰が反れない伸ばせない
慢性的な腰の痛みがお悩みで来院された男性(40代/運輸業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 腰に慢性的な鈍痛がある
- 長時間の車両運転で疼痛が増強
- 朝起きた際に腰が固まったようになる
- 同一姿勢からの動き始めに強い違和感
- 腰を前に曲げた後に起こすのが困難
- ぎっくり腰になりそうで不安
来院に至るまでの経緯
患者は運送業に従事しており、これまで何度も腰痛を経験。勤務中に重い物を持ち上げたり、長距離運転を続けた後は特に症状が強くなる傾向でした。数ヶ月前から朝のこわばりや動作制限が著明になる。
「このままでは突然ぎっくり腰になるのでは…」と不安を抱え、職場の同僚の勧めとインターネットの症例報告を見てweb予約し来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 前屈動作制限(前屈30度で腰部に疼痛誘発)
- 体幹伸展時の可動域低制限
- 骨盤の左右差(右側の傾斜+)
- 腰部起立筋と腰方形筋部の過緊張
- 立位保持時のバランス低下
長年の運送業による反復した荷重動作と不良な運転姿勢が影響し、骨盤と腰椎のアライメントが崩れていました。特に体幹可動域が大きく低下し、筋肉のアンバランスから腰椎周囲の筋緊張が慢性化。
さらに、毎朝のこわばりには寝ている間に筋肉が硬直し、動き始めの摩擦や負担が過剰になることが影響していると考えられました。伸展や起き上がりの際の動きにくさは、可動域制限の明らかなサインでした。
施術内容と経過
施術は骨盤と腰椎の歪みに着目し、骨盤矯正および腰部の深層筋群リリースを中心に実施。特に、左右の骨盤バランス調整と腰椎の関節モビリゼーションを用いて腰の動きやすさを目指す。
併せて、腰背部の過緊張筋(脊柱起立筋・腰方形筋)への緩和手技も丁寧に行い、寝起きや作業前後にできるセルフストレッチも指導。

腰の痛みは以下のように経過した。
- 初回~8回/週1~2回の通院
-
初回施術後に腰部の可動域が軽度改善し、5回目以降から前屈・伸展時の可動域が徐々に広がる変化を実感。
- 9~12回/週1回の通院
-
朝の痛みや動きづらさも格段に減少し、重い荷物の積み下ろし動作も以前よりスムーズに行えるようになる。
- 13~16回/2週間に1回の通院
-
日常生活や業務中もほぼ制限なく動けるようになる。朝、起床時も気を付けてはいるがスムーズに起きれている。
- 17回~/月に1回の通院
-
仕事上、腰に負担がかかるため、痛みがぶり返さないよう間隔を空けながらメンテナンスを実施。
院長からのコメント
長年慢性化していた腰痛が、骨盤と腰椎のアライメント調整、筋肉のバランス改善、正しい日常動作指導により大幅に改善し、朝のこわばりや仕事中の不安が解消されました。職業柄どうしても負担がかかる状況ですが、今後も定期的なケアとセルフストレッチの継続によって、再発予防が期待されます。
運送業など腰への負担が大きい職種の方も、適切な施術とその後の日常生活でのケアや生活指導で、腰痛の症状は大幅に軽減できます。諦めずにお気軽にご相談ください。

ぎっくり腰になる前に早めに対処しましょう!
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