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【脊柱管狭窄症】整形外科で変化がなかった歩行時のお尻から太ももの鈍痛が改善
歩行時の右臀部から右大腿部の鈍痛がお悩みで来院された男性(70代/自営業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 15分以上の歩行が困難
- 右臀部から右大腿部にかけて鈍痛
- 最近は発症までの時間が短縮
- 踏ん張る、立ち上がる動作時にも違和感
- 趣味の旅行に行けなくなった
来院に至るまでの経緯
半年前より、散歩や買い物など歩行時に右お尻から太ももに鈍痛を感じるようになった。整形外科にてレントゲン・MRI検査を受け「脊柱管狭窄症」と診断。ロキソニン(消炎鎮痛剤)の処方によって多少は痛みが和らぐものの根本的な症状改善はなく、趣味の旅行にも行けず歩ける距離が短くなる一方だった。
インターネットで脊柱管狭窄症を自身で調べたところ、自分の症状は骨格や骨盤の歪みに根本的な原因がある可能性を感じ、当院の口コミやホームページを見て、電話予約にて来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- SLRテスト右40度陽性で鈍痛増強
- 右骨盤の後方回旋+
- 腰椎前弯の減少(腰の反りが少ない)
- 右仙腸関節の可動域制限
- 右梨状筋部の圧痛
- 左右での脚長差あり(右+2cm)
- 長時間立位および歩行で坐骨神経ストレス増悪
骨盤の回旋とアライメントの乱れ、腰椎の柔軟性低下、右梨状筋周辺の筋緊張が目立ち、これらが坐骨神経の慢性的な圧迫を引き起こしていると考えた。脊柱管そのものの狭窄も認められるが、骨盤・腰椎まわりの動きと神経ストレス増大が症状悪化の主因と判断した。
施術内容と経過
骨盤と腰椎のアライメント調整を中心に、右梨状筋・腸腰筋の筋緊張を緩和しながら、仙腸関節の可動域を改善する施術を行った。また歩行・立ち上がり時の負担を減らすため、体幹部のトレーニングや歩行動作の指導も行う。

腰の痛みと下肢のしびれは以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
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施術直後から歩行時の鈍痛が軽くなり、6回目の時点で一度に20分以上歩けるようになった。
- 11~16回/週1回の通院
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骨盤と腰椎の歪みが安定してきたことで、歩行中に休憩を挟む頻度が減少。下肢のSLRテストの反応も徐々に改善し、身体全体の動作が滑らかに。
- 17~20回/2週間に1回の通院
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連続歩行が30分以上可能となり、旅行にも行けた。日常生活における痛みは8割軽減。
- 21回~/月に1回の通院
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散歩や外出、旅行も自信を持って楽しめるようになり、生活の質が大幅に向上。現在は月1回程度のメンテナンスと自宅でのストレッチも継続している。
院長からのコメント
骨格と骨盤の歪みを整えたことで、脊柱管狭窄症による歩行時の右臀部~大腿部の痛みは顕著に改善しました。画像検査で狭窄所見があっても、全身のバランス調整と姿勢指導によって症状が改善し、日常生活の快適さを取り戻すことができるケースがあります。

脊柱管狭窄症の根本の原因を見極めます!
脊柱管狭窄症でお悩みなら…
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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。