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【坐骨神経痛】違和感から立っていられないほどのお尻から足にかけての痛みとしびれに…
右のお尻から太ももにかけての痛みとしびれがお悩みで来院された女性(50代/介護職)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 右側臀部から太もも、ふくらはぎにかけての痛みとしびれ
- 介護作業(入浴介助やベッド移乗)時の強い痛み
- 15分以上の立ち仕事や中腰姿勢で症状悪化
- 朝の洗顔時の前屈みでも痛みとしびれ
- 夜間痛で熟睡できない
- 日によって足に力が入りづらく歩くのが困難に
来院に至るまでの経緯
数ヶ月前から介護中の中腰姿勢や前かがみ動作で、右臀部から足にかけての痛みとしびれを感じるようになる。最初は仕事終わりに軽い違和感があったものの、徐々に症状が強まり、業務中に立っていられないほどになった。
職場近くの整形外科では「坐骨神経痛」と診断され、鎮痛薬や湿布の処方を受けましたが改善せず。数週間後には夜間痛が悪化し、座って休んでも痛みが取れず熟睡できない日が続いた。同じような症状で悩んだ経験のある同僚から当院を紹介されて、電話予約にて来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 右下肢SLRテスト陽性
- 立位・中腰での骨盤右回旋+
- 仙腸関節の可動域制限
- 梨状筋・ハムストリング部の過緊張
- 右脚に機能的脚長差(右+2㎝)
- 腰椎生理的前弯減少
- 右ふくらはぎ、足底の軽度筋力低下
長期間の介護業務による中腰・前かがみ姿勢の積み重ねで、骨盤アライメント不良、仙腸関節の機能不全、梨状筋・腰部筋に過緊張が生じ、坐骨神経痛の症状が強くなっていると判断。特に骨盤のズレと股関節の動きの悪さが下肢への負担を増長させていました。
施術内容と経過
骨盤アライメントの調整、仙腸関節の可動性改善、梨状筋など臀部・腰部の緊張緩和を中心に施術を行う。腰椎前弯と骨盤の水平化、股関節の可動域アップのための整体、筋膜リリース、腸腰筋ストレッチも同時に行い、介護作業時の姿勢や荷物の持ち方、セルフケアストレッチも指導し、再発防止に努めた。

お尻から太ももにかけての痛みとしびれは以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
-
介護業務での立位時間が30分以上可能に。夜間痛がやや軽減し徐々に熟睡できる日も増加。
- 11~16回/週1回の通院
-
日中の痛みとしびれが半減。衣類交換や入浴介助などの中腰作業への不安が軽減。
- 17~19回/2週間に1回の通院
-
介護業務もほぼ問題なく遂行できるまで回復。夜間痛も消失、日常生活での歩行もスムーズになる。
- 20回~/月に1回の通院
-
メンテナンスを行う。職業柄、仕事終わりに疲労感や筋緊張を感じるも、症状の再発もなく安定している。
院長からのコメント
慢性的な坐骨神経痛は、介護職に特有の長時間の立位や中腰姿勢、そして繰り返される動作によって筋肉の緊張や骨盤・腰椎のゆがみが積み重なり、症状を悪化させておりました。その根本原因に焦点をあて、骨盤矯正や関節可動域の改善を組み合わせて施術を行うことで、坐骨神経痛の症状が改善しました。
また、痛みの軽減だけでなく、痛みが出にくい身体づくりを目指した根本改善アプローチにより、介護職の方でも業務復帰や日常生活の質を大きく向上させることが可能です。現在も定期メンテナンスと積極的なセルフケアの継続により、良好な状態を維持されています。

坐骨神経痛の根本改善と再発予防を目指してます!
坐骨神経痛でお悩みなら…
坐骨神経痛ついて解説しているこちらのページもお読みください。


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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。