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様子見でいい? 絶壁や斜頭の赤ちゃんの頭の形はいつまでに治る?

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こんにちは。大田区の荏原整体院・接骨院の別所です。健診で「様子を見ましょう」と言われたけれど、本当に大丈夫なのかと不安な気持ちでこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

産後の健診で指摘された我が子の頭の形、いつも同じ方向を向いて寝てしまう向き癖、左右で明らかに違う後頭部を見るたび心配になりますよね。当院には最近、赤ちゃんの頭の形でお悩みの保護者の方が数多く相談に来られています。ネットで調べれば調べるほど、発達への影響や将来の見た目が心配になり、授乳や寝かしつけの度に頭の形が気になって育児が楽しめないという声を本当によく耳にします。

院長:別所

今このタイミングで適切な対応をすれば、多くの場合改善が期待できます

目次

頭の形が変わるタイムリミットとは

赤ちゃんの頭蓋骨は生まれてからしばらくの間、驚くほど柔らかく変形しやすい状態にあります。これは脳が急速に成長するためのスペースを確保する大切な仕組みですが、同時に外からの圧力によって形が変わりやすい時期でもあるのです。

生後3ヶ月から4ヶ月頃が頭の形の変形のピークとされており、この時期に多くの保護者の方が我が子の頭の形に気づき始めます。まだ寝返りをせず長時間同じ姿勢で寝ていることが多いため、接地面に持続的な圧力がかかり変形が進行しやすくなります。

頭蓋骨が柔らかく形を変えられる時期は生後6ヶ月頃までが一つの目安となります。生後6ヶ月を過ぎると徐々に頭蓋骨が硬くなり始め、1歳半から2歳頃までに形がほぼ定まってしまいます。つまり柔らかい時期だからこそできる対応があり、早期の判断と行動が何より重要になるのです。

治療可能な期間の考え方

ヘルメット矯正治療を考える場合、開始時期として最も効果が期待できるのは生後4ヶ月から6ヶ月の間です。この時期であれば頭蓋骨がまだ十分に柔らかく、成長する力を利用して形を整えることができます。

生後7ヶ月を過ぎてからでも治療は可能ですが、効果が出るまでに時間がかかる傾向があり、治療期間も長くなることが一般的です。生後1歳を過ぎると頭蓋骨の成長速度が緩やかになるため、矯正治療の効果は限定的になります。

自然改善が期待できるケース

軽度の変形であれば、成長とともに自然に目立たなくなることもあります。赤ちゃんが寝返りやお座りができるようになると、頭への圧力のかかり方が変わり、少しずつバランスが整っていくためです。

ただし中等度以上の変形の場合、自然改善は期待しにくいのが現実です。健診で「様子を見ましょう」と言われたものの、数ヶ月経っても改善が見られないケースも少なくありません。様子を見ている間に最適な治療時期を逃してしまうことが最も避けたい状況と言えます。

頭の形が固まるとどうなるのか

頭の形が歪んだまま固まってしまうと、将来的にさまざまな影響が出る可能性があります。まず見た目の問題として、好きな髪型にできない、帽子が合わない、眼鏡がかけにくいといった日常生活での不便さが生じます。

さらに深刻なケースでは、顔の左右非対称が目立つ、噛み合わせに影響が出る、視力に問題が生じる可能性なども指摘されています。実際に当院に来られる保護者の方の中には、ご自身が絶壁で苦労したので子どもには同じ思いをさせたくないという切実な思いを持った方もいらっしゃいます。

今できる適切な対応

まず大切なのは、その変形が位置的な要因によるものなのか、病的な変形なのかを見極めることです。脳の発達に影響を及ぼす病的な頭蓋変形は早期の医療的介入が必要になるため、専門医療機関での診察が不可欠です。

位置的頭蓋変形の場合、早期からの適切な体位変換や向き癖の改善が重要になります。赤ちゃんの頭の向きを意識的に変える方法、抱っこの際も左右バランスよく抱く工夫など、日常生活の中でできる対応があります。

体位変換とホームケア

寝かせる際に頭の向きを変える、授乳の際に左右交互に抱く、起きている時間はなるべくうつ伏せの練習をするなど、日々の育児の中でできることから始めることが大切です。ただし保護者が常に意識して向きを変える必要があり、赤ちゃんが嫌がって泣いてしまうこともあり継続が難しい場合もあります。

ベビーカーやバウンサーに長時間乗せたままにすることも変形を進行させる原因になるため、使用時間を意識することも重要です。硬すぎる寝具の使用も避け、赤ちゃんの頭に優しい環境を整えてあげましょう。

専門家への相談のタイミング

生後2ヶ月から3ヶ月の時点で明らかな左右差や変形が見られる場合は、早めに専門家に相談することをお勧めします。この時期であれば、体位変換の指導や適切なアドバイスを受けることで改善につながるケースが多くあります。

生後4ヶ月を過ぎて変形が進行している、または体位変換を試しても改善が見られない場合は、ヘルメット治療を含めた専門的な治療の選択肢を検討する時期と言えます。

当院でできること

大田区の荏原整体院・接骨院では、赤ちゃんの頭の形に関するお悩みに対して、保護者の方々の不安に寄り添いながら適切なアドバイスを提供しています。まず徹底的に問診を行い、出産時の状況や現在の生活習慣、向き癖の有無などを詳しくお伺いします。

丁寧な検査と判断

柔道整復師の国家資格を持ち25年以上の臨床経験を誇る施術者が、赤ちゃん一人ひとりの状態に合わせたアドバイスを提供いたします。位置的な要因によるものか病的な要因の可能性があるかを判断し、専門医療機関での治療が必要と判断した場合は適切な医療機関をご紹介することも可能です。

向き癖がある場合、その原因が筋性斜頸によるものなのか、単なる習慣によるものなのかを見極めることも重要です。筋性斜頸がある場合は、赤ちゃんの身体に負担をかけない優しい手技で筋肉の緊張を和らげ、向き癖の改善を促します。

保護者の方へのサポート

赤ちゃんの成長は待ったなしです。頭蓋骨が柔らかい時期だからこそできることがあります。病院や他の相談先で十分な説明が得られなかった保護者の方も、諦める必要はありません。

当院では豊富な臨床経験を持つ施術者が丁寧に状態を確認し、保護者の方お一人おひとりの不安を軽減できるよう努めています。ただ施術を行うだけでなく、ご自宅でできるセルフケアの方法もお伝えし、日常生活の中での改善をサポートします。

まとめ

赤ちゃんの頭の形が治るタイムリミットは、生後6ヶ月頃までが一つの大きな目安となり、1歳半から2歳頃までに形がほぼ定まってしまいます。生後3ヶ月から4ヶ月が変形のピークであり、同時に対応を始める重要な時期でもあります。

「様子を見ましょう」と言われて不安な気持ちのまま時間だけが過ぎていくことが、最も避けたい状況です。軽度の変形であれば体位変換などの日常的なケアで改善する可能性がありますが、中等度以上の変形では専門的なアドバイスや治療が必要になることも少なくありません。

大切なお子さまの将来のために、今できることから始めましょう。当院では27年の開院実績と豊富な臨床経験を活かし、赤ちゃんの健やかな成長を第一に考えた適切なアドバイスを提供しています。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。私たちが全力でサポートいたします。


院長:別所

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