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【膝の痛み】なぜ右膝だけ?歩行や階段の昇降がつらい膝の痛み
日常生活での右膝の痛みがお悩みで来院された女性(60代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 階段の昇降やしゃがみ動作時の右膝の痛み
- 長時間歩くと膝がズキズキと痛み出す
- 膝を完全に曲げる、伸ばすことが困難
- 常に右太ももの前面に張りがある
- 痛みで外出を控えがちになっている
来院に至るまでの経緯
3ヶ月ほど前から日常生活で右膝に痛みを感じるようになり、特に買い物や家事で立ち仕事が多い日、階段の昇り降りの時に痛みが増すようになる。市販の湿布やサポーターを使いながら様子を見ていたが、症状が良くなる気配がなく不安に感じて整形外科を受診。「変形性膝関節症までではなく加齢によるもの」と診断され鎮痛剤を処方されるものの思ったほど効果が出なかった。
「近所で評判がいい」と隣人に勧められて、電話予約にて当院に来院された。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 膝関節可動域制限(屈曲・伸展)
- 右股関節の外転外旋制限
- 立位時の体重バランス:右+
- 骨盤の左回旋+
- 脚長差:左+2㎝
- 右大腿四頭筋の筋緊張
骨盤の傾きと捻じれによる脚長差により身体のバランスが崩れ、右側過重の状態であった。それにより右股関節の可動域低下が認められ、右膝関節周囲筋、とくに大腿四頭筋と内転筋に著しい筋緊張をがみられた。膝蓋骨の動きも制限されており、歩くときや階段昇降時に右膝に余計な負担がかかる状態であった。
施術内容と経過
まず全身バランスを重視し、骨盤と股関節のアライメント調整を実施。続いて、膝周囲の筋肉(特に大腿四頭筋やハムストリング)の緊張を和らげる手技を用いた。膝蓋骨の可動性を意識したモビリゼーションと、炎症反応が強い時期はアイシングも併用。加えて姿勢指導や膝を守る歩き方、日常動作の注意点をご本人に丁寧に説明。

膝の痛みは以下のように経過した。
- 初回~6回/週2回の通院
-
施術直後は右膝関節の可動域が軽度改善し、歩きやすくなる。5回目以降から階段昇降時や立ち上がり動作が楽になる。
- 7~10回/週1回の通院
-
8回目来院時には日常生活での不便さをほとんど感じず、「買い物の後もあまり痛くなかった」と報告される。
- 11~14回/2週間に1回の通院
-
膝の関節可動域と筋肉の柔軟性がかなり改善し痛みもほぼなくなる。長時間の歩行も立位も不安なくできるようになる。
- 15回~/月に1回の通院
-
セルフストレッチも取り入れつつメンテナンスのため通院を継続。
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
院長からのコメント
本症例では、膝自体だけでなく骨盤や股関節を含め全身のバランスからアプローチしたことで、膝への負担が減り痛みの軽減・安定化につながりました。ご自身でもこまめに体操・ストレッチを実践されるようになり、今後も快適な日常生活を維持していただけそうです。
膝の痛みは適切なケアと運動のバランスが回復のカギです!

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