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【慢性腰痛】繰り返す前屈みで腰が固まって伸びない…寝ている時と起床時の腰痛も
前屈みで悪化する慢性腰痛がお悩みで来院された女性(50代/介護士)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 前屈み姿勢の継続で腰が伸展できなくなる
- 腰を伸ばそうとした時の鋭い痛み
- 就寝中の持続的な鈍痛
- 起床時の疼痛と身体の硬直感
- 動作開始時は辛いが、動いていると症状が軽減
- 長時間の同じ姿勢保持が困難
来院に至るまでの経緯
約3か月前から介護業務中(利用者の身体介助やオムツ交換等)の前屈み姿勢で腰部に違和感を自覚。徐々に前屈み姿勢から身体を起こす際に痛みが出現するようになった。最初は動いているうちに軽減していたが、1か月前頃から夜間の鈍痛が出現し、朝の起床時に痛みで身体が固まったような状態となった。
このままだと仕事中や朝起きた時にぎっくり腰になりそうな不安があり、「前屈み 腰痛 改善」でインターネット検索し、当院のクチコミと症例報告を確認後、電話にて予約し来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 腰椎伸展制限(正常域の60%程度)
- 前屈から伸展への動作で腰部に痛み誘発
- 起立筋群(特に腰腸肋筋)の過緊張
- 骨盤前傾角度35度(正常20-30度)
- 仙腸関節の可動性低下
- 腰方形筋・腸腰筋の短縮
- 股関節屈筋群の硬化
長期間の前屈み姿勢により腰椎の伸展可動域が著明に制限され、起立筋群の過緊張と腸腰筋の短縮が腰椎への負荷を増大させていると判断。また、骨盤前傾の増強により腰椎前弯が過度となり、椎間関節への圧迫ストレスが慢性腰痛の主な要因と分析した。
施術内容と経過
骨盤前傾の改善と腰椎伸展可動域の施術と同時に、腸腰筋と腰方形筋の筋緊張緩和を行い、仙腸関節の可動性改善と骨盤アライメントの調整を図る。
さらに起立筋群の過緊張を緩和し、腰椎椎間関節の動きを改善。日常生活では前屈み姿勢の時間短縮と就寝時や起床時の腰椎伸展運動とストレッチを指導。

慢性的な腰の痛みは以下のように経過した。
- 初回~8回/週2回の通院
-
徐々に起床時の疼痛が軽減。夜間の鈍痛がほぼ消失し、朝起床時の身体の硬直感も改善。
- 9~14回/週1回の通院
-
前屈み姿勢からの起き上がり動作がスムーズになり、連続作業も1時間程度可能に。腰の伸展可動域も80%まで回復。
- 15~18回/2週間に1回の通院
-
長時間の前屈み作業でも症状出現せず、仕事中に腰の痛みを気にすることが無くなった。夜間痛も完全に消失。
- 21回~/月に1回の通院
-
通院間隔を空けても症状の再発なく通常業務に支障なし。予防的セルフケアとメンテナンス目的で通院継続。
院長からのコメント
長期間の前屈み姿勢による腰椎伸展可動域の制限と筋バランスの崩れが、慢性腰痛の根本原因であった。骨盤矯正と筋緊張の緩和、日常生活での姿勢指導により症状は著明に改善し、現在は症状再発なく介護業務に従事されています。

悪化して動けなくなってしまう前にご相談ください!
慢性腰痛でお悩みなら…
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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
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