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【産後の腰痛/骨盤矯正】授乳やおむつ替え、抱っこ時の腰痛で育児が困難に…
産後の腰痛と骨盤の開きがお悩みで来院された女性(30代/保育士/大田区多摩川在住)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 仰向けで寝ると腰部に鋭い痛み
- 腰を反らす動作での強い痛み
- 夜間の寝返り時に痛みで目が覚める
- 30分以上座っていると腰からお尻にかけて重だるい痛み
- 授乳時や抱っこ時の腰部への負担感
- おむつ替えなどの前屈動作時の痛み
- 歩行時のふらつきと不安定感
- 妊娠前のズボンが履けない
来院に至るまでの経緯
妊娠7ヶ月頃から腰の重だるさを自覚していたが、妊娠による一時的なものと考えていた 。出産後1ヶ月経っても腰痛が改善せず、むしろ授乳や抱っこおむつ替えなどの育児動作で症状が悪化。特に夜間の寝返り時に痛みで目が覚めることもあった。また、骨盤の開きも実感し、体型の変化にも不安を抱えていた。
友人から「産後の骨盤矯正が効果的」と聞き、インターネットで産後専門の整体院を検索。当院の産後骨盤矯正の症例を見て、LINEから予約して来院 。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 骨盤前傾角度35度
- 左腸骨の前方回旋+2㎝
- 仙腸関節の可動域制限
- 腰椎伸展時に腰部に痛み誘発
- 腸腰筋・大腿直筋の短縮
妊娠・出産に伴う骨盤の前傾と左腸骨の前方回旋、恥骨結合の開きが認められ、これらが腰椎への過剰な負荷を生じさせていると判断た 。また、妊娠中から続く腹部筋群の筋力低下により体幹の安定性が失われ、育児動作時に腰部への負担が増大していた。仙腸関節の機能障害も腰痛の増悪因子となっており、特に寝返りや起き上がり動作での痛みの原因と考えられた。産後の骨盤の不安定性が歩行時のふらつき感や体型の変化に直結していると分析。
施術内容と経過
骨盤の前傾と左腸骨前方回旋を矯正し、恥骨結合の開きを改善することを主に施術を実施。仙腸関節の可動性回復と骨盤底筋群の機能改善を併せて行う 。
腸骨の位置調整と恥骨結合部のアライメント改善を行い、同時に妊娠・出産で伸張された腹直筋と骨盤底筋の筋力回復を促進するため、段階的な運動療法も併用。自宅でできる体操やストレッチ、骨盤底筋エクササイズも併せて指導した。

産後の腰痛と骨盤の開きは以下のように経過した。
- 初回~8回/週2回の通院
-
仰向け寝での腰痛が50%軽減。夜間の寝返り時の痛みも軽減し、まとまった睡眠が取れるようになった。授乳時の腰部負担も軽くなり育児がしやすくなったと実感。
- 9~12回/週1回の通院
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腰を反らす動作での痛みがほぼ消失。30分以上の座位も可能になり、外出時の不安も軽減。骨盤の安定感も向上し、歩行時のふらつきがなくなった。
- 13~15回/2週間に1回の通院
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妊娠前のズボンが履けるようになり、体型の変化への不安も解消。おむつ替えや抱っこなどの育児動作も痛みなく行えるように改善。
- 16回~/月に1回の通院
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育児に積極的に取り組めている。骨盤底筋エクササイズも習慣化され、体幹の安定性も向上。
担当者からのコメント
産後の骨盤の開きと筋力低下が複合的に作用した腰痛でしたが、骨盤矯正と段階的な筋力回復により根本的な改善が得られました 。産後は育児動作による身体への負担が大きく、適切なケアなしでは症状が慢性化しやすいため、早期の専門的な治療が重要です。

産後の様々な症状にも対応しております!
産後の腰痛と骨盤の開きでお悩みなら…
産後の腰痛と骨盤の開きついて解説しているこちらのページもお読みください。


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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
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