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【頭痛/肩こり】マッサージでも治らない…寝ても楽にならない首と肩の凝りからくる辛い頭痛
頭痛と肩こりがお悩みで来院された女性(30代/システムエンジニア/川崎市幸区在住)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 週に1回は頭痛で辛い日がある
- 首や肩の凝りが以前より酷く感じる
- 首回りや肩周りの可動域の制限
- 眼精疲労の増悪
- 頭部から後頭部にかけての重だるさ
- 長時間のパソコン作業後の症状増強
来院に至るまでの経緯
以前から日々の長時間パソコン作業により肩こりや眼精疲労を感じていたが、寝て休めば翌朝には楽になっていた。半年前に業務内容が変わり、以前より忙しくなったことをきっかけに、肩こりや眼精疲労が続く日が増加。さらに、今までなかった頭痛が現れるようになった。
週に1回マッサージに通い、その場では楽になるものの根本的な改善には至らず。姿勢や首肩の動きを改善しないと繰り返すと考え、整骨院や整体に何軒か通院。しかし施術内容がマッサージとあまり変わらず、期待していた効果が表れなかった。
ここ最近では週に1回は頭痛で辛い日があり、仕事にも支障をきたすようになる。知人に会った際に大田区蒲田の荏原整体院・接骨院で頭痛や肩こりが改善した話を聞き、LINE予約にて来院する。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 頸椎の前方変位(ストレートネック傾向)
- 頸椎可動域制限(回旋左右各30度、正常60度)
- 肩甲骨の挙上位固定
- 僧帽筋上部、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋の著明な筋緊張
- 後頭下筋群の圧痛
- 胸椎上部の可動性低下
- 骨盤の前傾位
長時間のデスクワークによる不良姿勢が頸椎のアライメント不良を引き起こし、頸部周囲筋の過緊張状態を招いていると判断。特に後頭下筋群の緊張が後頭部から頭部への緊張性頭痛を誘発していた。また、胸椎の可動性低下が肩甲骨の動きを制限し、首肩周りの筋緊張を助長させていると判断した。
施術内容と経過
頸椎と胸椎のアライメント調整を中心に、頭痛の原因となっている後頭下筋群と頸部周囲筋の緊張緩和を図る施術を実施。特に上部頸椎(C1/C2)の調整により、後頭下筋群の緊張を緩和し頭痛の軽減を図った。また、胸椎の可動性を改善することで肩甲骨の動きを正常化し、僧帽筋や肩甲挙筋への負担を軽減させる。
日常生活では、デスクワーク時の姿勢指導を重点的に実施。モニターの高さやキーボードの位置、座り方について具体的にアドバイス。また、長時間同じ姿勢を続けないよう、1時間に1回は首や肩を動かす簡単なストレッチ方法も指導した。

頭痛と肩こりの症状は以下のように経過した。
- 初回~8回/週1~2回の通院
-
首周りの可動域がやや改善。頭痛の頻度が週1回から2週間に1回程度まで減少。眼精疲労も軽減し、夕方の首肩の重だるさが少しずつ改善される。
- 9~14回/週1回の通院
-
頭痛がほぼ出現しなくなる。首や肩の可動域は大幅に改善し、長時間のパソコン作業後も首や肩に凝りを感じるものの、以前ほどの辛さはなくなった。
- 15~18回/2週間に1回の通院
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頭痛は完全に消失。肩こりも80%以上改善し、仕事中の不快感がなくなる。姿勢を意識し定期的に身体を動かすことで、疲れにくくなったと実感。
- 19回~/月に1回の通院
-
繁忙期でも多少の凝りや疲れはあるが、以前のような頭痛は出現せず。定期的なメンテナンスを継続し、患者自身も仕事の合間にストレッチを行うなど、セルフケアに積極的に取り組んでいる。
院長からのコメント
長時間のデスクワークによる不良姿勢が、頸椎のアライメント不良と筋肉の過緊張を引き起こし、頭痛や肩こりの原因となっていました。骨格の調整と筋緊張の緩和、そして日常生活での姿勢指導により、症状は大きく改善しました。
マッサージだけでは一時的な緩和にとどまりますが、骨格のアライメントを整え、根本原因にアプローチすることで再発しない身体づくりができます。

マッサージとは違う根本改善で施術します!
頭痛や肩こりでお悩みなら…
頭痛や肩こりついて解説しているこちらのページもお読みください。


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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
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