お気軽にご相談ください!
【梨状筋症候群】腰椎ヘルニアで手術?お尻から太ももの痛みの本当の正体とは…
お尻から太ももへの痛みとしびれがお悩みで来院された女性(40代/事務職/大田区西蒲田在住)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- デスクワーク中の左臀部から大腿部後面への強い痛み
- 座位10分程度で症状が増悪し座位保持が困難
- ランニング開始15分程度で左臀部から大腿部に痛みが出現
- 左臀部から大腿部後面にかけての張り感と軽度の神経痛様症状
- 立位や歩行では症状が軽減
来院に至るまでの経緯
1週間前にフルマラソンを完走した翌日から、左臀部から大腿部にかけて強い張りを自覚するようになる。当初は筋肉痛だと思い特に気にせず日常生活を送っていたところ、デスクワークで座っていると左臀部から大腿部後面の痛みが徐々に増強し、座位の保持が困難になった。
症状が気になり整形外科を受診したところ、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、ロキソニンを処方される。医師からは「症状が改善しなければ手術も検討した方が良い」と説明を受けたが、患者本人は手術するほどの症状ではないと感じていた。
その後もランニングを試みるも、15分程度で左臀部から大腿部に痛みが出現し走行継続が不可能となる。ランニング仲間に相談したところ、同様の症状が整体で改善したという話を聞き、インターネットで大田区の荏原整体院・接骨院を見つけ電話予約にて来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 座位10分で左臀部から大腿部後面に痛みが増強
- 立位・歩行時には症状が軽減
- ランニング動作で左臀部に痛みが誘発
- 骨盤の左後方回旋+
- 左仙腸関節の可動域制限
- 左梨状筋部に著明な圧痛と筋緊張
- 左ハムストリングスの筋緊張亢進
- 下肢筋力低下や明らかな感覚異常は認めず
フルマラソンによる過度な負荷が骨盤の左後方回旋と左仙腸関節の機能障害を引き起こし、それに伴う左梨状筋の過緊張が坐骨神経を圧迫していると判断。腰椎ヘルニアによる神経根症状ではなく、骨盤の歪みからくる梨状筋症候群による左臀部から大腿部の痛みであると判断した。
施術内容と経過
骨盤の左後方回旋を矯正し、左仙腸関節の関節運動機能を改善することを実施。骨盤矯正に加え、左梨状筋と左ハムストリングスの筋緊張を緩和し、坐骨神経への圧迫を軽減させる。
左仙腸関節の可動性改善を図り、梨状筋部への直接的なアプローチで筋緊張を緩和する。また、股関節の柔軟性向上を目的としたストレッチ指導も実施。日常生活では座位時間の短縮と正しい座り方の指導、デスクワークの合間にできる簡単なストレッチも指導した。

左臀部から大腿部への痛みは以下のように経過した。
- 初回~8回/週2回の通院
-
座位時の痛みが軽減し始め、20分程度の座位が可能に。デスクワーク中の痛みが50%程度まで改善した。
- 9~12回/週1回の通院
-
座位時の痛みがほぼ消失し、1時間以上のデスクワークも問題なく可能に。軽いジョギングを30分程度行っても痛みは出現しなくなる。
- 13~16回/2週間に1回の通院
-
日常生活で痛みやしびれを感じることはなくなり、1時間程度のランニングも可能に。臀部の張り感もほぼ消失した。
- 17回~/月に1回の通院
-
フルマラソンの練習も再開でき、症状の再発なく経過。定期的なメンテナンスと再発予防目的で月1回の通院を継続中。
担当者からのコメント
整形外科で腰椎ヘルニアと診断されていましたが、詳細な検査により骨盤の歪みからくる梨状筋症候群が原因であることが判明しました。骨盤矯正と梨状筋の緊張緩和、日常生活での姿勢指導により症状は大きく改善し、現在は趣味のランニングも再開できています。

症状を引き起こす原因を特定して改善します!
大田区で梨状筋症候群でお悩みなら…
梨状筋症候群ついて解説しているこちらのページもお読みください。


関節本来の動きを取り戻す新しい整体を体験してみませんか?
今月のご予約枠
ご予約多数の為、ご案内できる日時が限られております。お早めにお問い合わせください。
初回は1日2名まで


当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。