
院長:別所お気軽にご相談ください!
大学病院で脊柱管狭窄症と診断され、歩行時のお尻から太ももにかけての痛みとしびれで来院された男性(50代/会社員/大田区下丸子在住)の改善事例をご紹介します。


患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
3ヶ月前から臀部から太ももにかけての痛みが出現。特に歩行を続けていると30分程度で症状が強くなり、休憩を取ると軽減するという間欠性跛行の症状が明確だった。階段の昇降時にも痛みを感じるようになり、日常生活に支障をきたし始めた。
大学病院の整形外科を受診しMRI検査を実施した結果、L4/L5レベルでの脊柱管狭窄症と診断された。医師からロキソニンなどの消炎鎮痛剤を処方されたが、服用を続けても症状の改善が認められなかった。
手術を勧められたが、まずは保存的治療で改善したいと考え、インターネットで脊柱管狭窄症の改善事例を検索したところ、当院のホームページで同様の症状が改善した症例を確認し、電話予約にて来院。
初回検査結果は以下の通り
検査結果および問診内容から、L4/L5レベルでの脊柱管狭窄症による神経症状と判断。長期間のデスクワークによる不良姿勢が骨盤の前傾と腰椎前弯の減少を引き起こし、脊柱管内の圧迫を増強させていると考えられた。
特に腰椎の可動性低下と周囲筋群の過緊張状態が、神経への圧迫を助長している状況であった。また、股関節の可動域制限により代償的に腰椎への負担が増加し、症状の悪化要因となっていると分析。間欠性跛行の症状から、歩行時の腰椎後屈により脊柱管がさらに狭窄し、神経症状が顕在化していることが確認された。
脊柱管狭窄症に対する根本的なアプローチとして、腰椎と骨盤のアライメント調整を中心とした施術を実施。まず、過緊張状態にある脊柱起立筋、腰方形筋、腸腰筋の緊張緩和を図った。特に深部筋の緊張が強いため、段階的なリリース手技を用いて筋の弛緩を促進した。
次に、骨盤の前傾と左回旋の修正を目的とした骨盤調整を実施。骨盤の水平化により腰椎への負担軽減を図った。併せて、腰椎の可動性改善を目的とした関節モビライゼーションを行い、特に後屈制限の改善に重点を置いた。
また、日常生活における姿勢指導を重点的に行った。長時間のデスクワーク時の座位姿勢の改善方法、歩行時の注意点、症状軽減のための休憩の取り方について具体的にアドバイス。自宅でのセルフケアとして、腰椎の柔軟性向上と股関節可動域改善のためのストレッチ方法を指導。


脊柱管狭窄症の症状は以下のように経過した。
初回施術後、朝の腰部強張り感が軽減。8回目終了時には、歩行可能時間が30分から45分程度まで延長し、症状出現までの時間が改善した。
12回目終了時には、1時間程度の歩行が可能となり、間欠性跛行の症状が大幅に改善。日常的な階段昇降時の痛みも軽減し、生活の質が向上した。
18回目終了時には歩行時の痛みが80%以上改善し、2時間程度の連続歩行が可能になった。腰椎後屈時の制限も大幅に改善し、可動域が正常範囲近くまで回復した。
症状はほぼ消失し、日常生活に支障なく過ごせるようになった。定期的なメンテナンスを継続しながら、患者自身も職場での姿勢改善や自宅でのストレッチを継続的に実践している。
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
本症例は、長期間のデスクワークによる姿勢不良が根本原因となり、腰椎と骨盤のアライメント異常が脊柱管狭窄を助長していた。
当院での施術により、骨格の調整と筋緊張の緩和を図ることで、神経への圧迫が軽減され、間欠性跛行の症状が大幅に改善した。特に、根本原因である姿勢不良の改善と日常生活指導により、症状の再発予防にも成功している。
脊柱管狭窄症は手術が必要とされるケースも多いが、適切な保存的治療により症状の改善が期待できる場合がある。本症例のように、骨格調整を中心とした根本的なアプローチにより、患者様の生活の質を大幅に改善することが可能である。


脊柱管狭窄症の施術を得意としております!
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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
2回目以降は5,000円(税込)~
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