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【坐骨神経痛】30分も座っていられない…座ると痛いお尻から太もものしびれ
長時間座位による左お尻から太もものしびれがお悩みで来院された女性(50代/事務パート)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 座位時の左臀部から太ももの痛みとしびれ
- 仕事中の長時間座位が困難(30分程度が限界)
- 座った状態からの立ち上がり時の不快感
- 夕方から夜間にかけての症状悪化
- 歩行や立位時は症状が軽減
来院に至るまでの経緯
事務パートの仕事で長時間座っていると、左のお尻から太ももにかけて軽いしびれを感じていたが仕事が終わって座っていなければ気にならない程度だった。2ヶ月前、友人との日帰りバスツアーで約3時間続けて座っていたところ、普段の軽いしびれが激痛に悪化。翌日からは30分程度座っているだけで痛みとしびれが出現するようになり、仕事中に立ち上がって歩き回らなければならなくなった。
近所の整形外科を受診し、レントゲン検査で坐骨神経痛と診断されたが、湿布薬と鎮痛剤での経過観察となった。薬での改善が乏しかったのでインターネットで坐骨神経痛の治療院を検索。当院の坐骨神経痛治療の実績を知り、LINE予約で来院された 。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)左45度で症状誘発
- 梨状筋圧痛テスト陽性
- 骨盤の左後方回旋
- 左仙腸関節部の可動性制限
- 腰椎起立筋群の筋緊張亢進
- 股関節屈筋群の短縮
長期間の不良座位姿勢により左骨盤の後方回旋と梨状筋の過緊張が生じ、坐骨神経の圧迫症状を呈していると判断。座位姿勢での腰椎前弯の減少と骨盤の後傾が症状悪化の主要因と考えられた 。
施術内容と経過
骨盤の左後方回旋の矯正と梨状筋の筋緊張緩和を中心とした施術を実施。同時に仙腸関節の可動性改善と腰椎アライメントの調整も行う。
患者様には座位時の姿勢指導を徹底し、クッションの使用方法や座位の合間に行う簡単なストレッチを指導。職場でも30分に1回は立ち上がって歩くよう生活指導を行った。

左お尻から太ももの痛みとしびれは以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
-
1時間程度の連続座位が可能になった。5回目終了時には仕事中の立ち上がり回数が減り、同僚からも「楽になったみたい」と言われるようになる。
- 11~16回/週1回の通院
-
2時間の連続座位も問題なくなり、職場での不安が大幅に軽減。軽いしびれを感じる程度まで改善し、痛みはほぼ消失。
- 17~23回/2週間に1回の通院
-
通常の8時間勤務も全く問題なく、バスでの遠出も不安がなくなった。夕方以降のしびれもほとんど感じなくなる。
- 24回~/月に1回の通院
-
症状の再発はなく、教えていたストレッチも習慣化。現在は再発予防のメンテナンス目的で月1回通院を継続している 。
院長からのコメント
長時間の事務作業による不良座位姿勢が、骨盤のアライメント異常と梨状筋の過緊張を引き起こし、坐骨神経痛を発症したケースでした。バスツアーでの長時間座位が症状を急激に悪化させる引き金となりました。骨盤矯正による根本的なアライメント改善と、日常生活での座位姿勢指導により、薬に頼らず症状が改善できました。

坐骨神経痛になった根本の原因を見極めます!
坐骨神経痛でお悩みなら…
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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。