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【腰椎ヘルニア】顔を洗うのも辛い。靴下も履けない。日常生活での動作で腰から足に激痛が…
前屈動作時の腰部から下肢にかけての激痛がお悩みで来院された女性(50代/主婦/大田区西蒲田在住)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 前屈時の腰部から左下肢にかけての激痛
- 洗面時や靴下着用時の鋭い痛み
- 立ち仕事中の腰臀部の重だるい痛み
- 急な前屈動作で電気が走るような痛み
- 日常生活動作の著しい制限
来院に至るまでの経緯
約1ヶ月前から前屈みの姿勢を続けると左のお尻から足にかけて突っ張るような痛みが出現。徐々に症状が悪化し、朝の洗面時に前屈みになると腰から足にかけて鋭い痛みが走るようになる 。
さらに症状は進行し、床に落ちた物を拾おうと急に腰を曲げた瞬間に電気が走るような痛みが腰から足まで響き、台所での立ち仕事中も腰から臀部にかけて重だるい痛みが現れ、靴下を履くために足を上げて前かがみになる動作でも痛みとしびれが走るなど、日常生活がスムーズに行えなくなった 。
自宅近くの整形外科を受診し、腰椎椎間板ヘルニアとの診断を受け、ロキソニンを処方されましたが症状の改善が見らず、医師から症状が改善しない場合は大学病院への紹介を告げられる。手術への不安から当院をインターネットで調べ、電話予約にて来院 。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 前屈制限(20度で激痛が増強)
- 左下肢のSLR陽性(30度)
- 骨盤の左後方回旋+
- 腰椎の生理的前弯減少
- 左腸腰筋と梨状筋の著明な筋緊張
- 仙腸関節の可動性制限
長期間の前屈姿勢や不良姿勢により骨盤の後方回旋と腰椎の生理的前弯が減少し、椎間板への負荷が増大していることが症状悪化の要因と分析。また、腸腰筋や梨状筋の過緊張により仙腸関節の機能不全が生じ、腰部への負担がさらに増大していると判断 。
施術内容と経過
骨盤アライメントの正常化と腰椎の生理的前弯の回復を中心とした施術を実施。仙腸関節の可動性改善を図り、骨盤の正しい位置への調整を行い、過緊張状態にある腸腰筋、梨状筋、起立筋群への筋膜リリースと緊張緩和を重点的に実施 。腰椎の椎間板への負荷軽減を目的として、胸椎と腰椎のアライメント調整と生理的前弯の回復を図る。

腰椎ヘルニアの症状は以下のように経過した。
- 初回~10回/週2回の通院
-
徐々に前屈時の痛み出現角度が改善。朝の洗面動作が可能となり、日常生活の質が少しずつ向上 。
- 11~16回/週1回の通院
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床の物を拾う動作が注意深く行えば可能となり、台所での立ち仕事時間も長く行えるようになる。痛みの強度が50%程度まで軽減 。
- 17~23回/2週間に1回の通院
-
前屈動作での激痛がほぼ消失し、靴下の着脱も問題なく行えるように。日常生活動作への支障が大幅に改善 。
- 24回~/月に1回の通院
-
痛みなく日常生活が行えるようになる。症状の再発の不安から月1回のメンテナンスへ移行。
院長からのコメント
本症例は長期間の前屈姿勢により発症した腰椎椎間板ヘルニアでした 。骨盤アライメントの改善と腰椎の生理的前弯の回復により、約3ヶ月で症状の大幅な改善に至りました 。正しい動作方法の習得と定期的なセルフケアの継続により、現在も良好な状態を維持されています。
整形外科での薬物療法で改善が見られなかった腰椎ヘルニアも、適切な施術により手術を回避し、根本的な改善が期待できます 。

腰椎ヘルニアの症状を諦めずに一度ご相談ください!
腰椎ヘルニアでお悩みなら…
腰椎ヘルニアついて解説しているこちらのページもお読みください。



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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
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