
院長:別所お気軽にご相談ください!
お尻から足にかけての痛みやしびれでお困りではありませんか。坐骨神経痛の症状が出ると、歩いた方がいいのか安静にすべきか迷ってしまいますよね。実は、症状の程度によって対応が大きく変わってくるのです。


今回は大田区で27年間、坐骨神経痛の患者様と向き合ってきた経験から、歩行が効果的なケースとそうでないケース、そして症状を改善に導くための正しいアプローチについてお話しします。


症状の見極めが何より大切。無理な判断は症状を悪化させてしまうこともあります
坐骨神経痛で歩くべきかどうかの判断は、まず現在の症状の状態を正しく見極めることから始まります。当院にも「歩いていいのか分からない」「運動した方がいいと聞いたけど本当か」といったご相談を数多くいただきます。
症状が軽度から中程度で、歩行時に激しい痛みがない場合は適度なウォーキングが改善に役立つことがあります。一方で、急性期の強い痛みがある時期や、歩くだけで症状が悪化する場合には無理に歩くことは避けるべきです。
実際に当院で施術を行ってきた数多くの症例からも、症状の段階を見誤ると回復までに時間がかかってしまうケースが少なくありません。ですから、まずはご自身の症状がどの段階にあるのかを理解することが何より重要になります。
坐骨神経痛があっても歩行を続けられる症状には、いくつかの特徴があります。歩き始めは少し違和感があっても、動いているうちに徐々に楽になってくる場合や、痛みはあるものの我慢できる程度で日常生活に大きな支障がない場合は、適度な歩行が効果的です。
また、症状が発症してから数週間以上経過し、急性期を過ぎている状態であれば、血行促進や筋力維持のためにウォーキングを取り入れることをお勧めします。ただし、長時間の歩行は避け、10分から15分程度の短い時間から始めて、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていくことが大切です。
一方で、安静が必要な症状もあります。歩くと痛みが強くなり、足に力が入らなくなる、歩行後に症状が明らかに悪化する、夜間痛で眠れないほどの激痛がある場合は、無理に歩くことは避けてください。
特に発症して間もない急性期の場合、炎症が強く起こっている可能性があり、この時期に無理をすると症状が長引いてしまいます。当院にも「我慢して歩き続けたら悪化してしまった」という方が来院されることがありますが、急性期の無理は回復を遅らせる最大の要因となります。
坐骨神経痛の症状が落ち着いている状態で適度に歩くことには、いくつかの良い効果があります。まず血液循環が促進されることで、筋肉の緊張がほぐれ、神経への圧迫が軽減される可能性があります。
また、長期間安静にしていると筋力が低下し、腰や骨盤を支える力が弱くなってしまいます。適度な歩行は筋力の維持にもつながり、症状の慢性化を防ぐことにもつながります。さらに、身体を動かすことで関節の可動域が保たれ、固まってしまうことを防げるのです。
当院で施術を受けられた患者様の中にも、適切なタイミングでウォーキングを取り入れたことで回復が早まった方が数多くいらっしゃいます。ただし、これはあくまで症状の状態を正しく見極めた上でのことです。
坐骨神経痛がある状態で歩く場合、いくつか注意していただきたいポイントがあります。まず歩行時間は短めから始めて、痛みが出ない範囲で行うことが基本です。無理に長距離を歩こうとせず、10分程度から始めて徐々に時間を延ばしていきましょう。
歩く姿勢も重要です。前かがみや反り腰にならないよう、まっすぐな姿勢を意識してください。また、クッション性の高いウォーキングシューズを選ぶことで、着地時の衝撃を和らげることができます。
平坦で柔らかい路面を選ぶことも大切です。アスファルトよりも土の道や芝生、公園などの方が身体への負担が少なくなります。症状が出始めたらすぐに休憩を取り、無理をしないことが何より重要です。
坐骨神経痛の改善には、歩行以外にもさまざまなアプローチがあります。急性期には患部を冷やすアイシングが効果的ですが、慢性期に入ったら温めることで血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。
ストレッチも有効ですが、痛みが強い時期には避け、症状が落ち着いてから徐々に取り入れていきましょう。特にお尻の筋肉や太ももの裏側を優しく伸ばすストレッチは、坐骨神経への圧迫を和らげる効果が期待できます。
日常生活では、長時間同じ姿勢を続けないこと、重いものを持つ際には正しい姿勢で持ち上げることなど、日々の生活習慣を見直すことも症状改善の大切な要素となります。
坐骨神経痛は、その原因が実にさまざまです。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など、原因となる疾患によって適切な対処法が異なります。そのため、症状だけから自己判断するのは難しいのが現実です。
当院では、初回来院時に徹底的な検査を行い、症状の根本原因を特定することから始めます。姿勢分析、関節可動域検査、神経伝達テストなど複数の検査を組み合わせることで、なぜ坐骨神経痛が起きているのか、どこに根本原因があるのかを明らかにしていきます。
大田区の荏原整体院・接骨院では、開院27年の実績と50,000症例以上の経験をもとに、坐骨神経痛の根本改善を目指した施術を行っています。一時的に痛みを和らげるだけの対症療法ではなく、なぜその痛みが起きているのかという原因にアプローチします。
当院の施術の特徴は、まず3種類の検査で症状の根本原因を徹底的に特定することです。検査を行わずにいきなり施術を始める治療院も多いですが、原因が分からないまま施術を行っても根本的な改善には至りません。
検査結果に基づいて、国家資格を持つ柔道整復師が一人ひとりの症状に合わせた施術計画を立て、関節本来の動きを取り戻す独自の整体技術で改善へと導きます。施術は短時間で効果を出せる技術を用いるため、身体への負担も最小限に抑えられます。
実際に当院で施術を受けられた患者様からは、「長時間座っていても苦にならなくなった」「朝までぐっすり眠れるようになった」「趣味のランニングができるようになった」といった喜びの声を数多くいただいています。
タクシー運転手の方で、長時間の運転で悪化したお尻から太ももへの痛みとしびれに悩まされていた40代男性の症例では、週2回の通院を8回続けたところ、痛みとしびれがかなり改善され、仕事にも支障がなくなりました。その後も定期的なメンテナンスで再発を防いでいます。
坐骨神経痛で歩くべきかどうかは、症状の程度と段階によって変わってきます。軽度から中程度で急性期を過ぎている場合は、適度なウォーキングが改善に役立つことがあります。しかし、強い痛みがある急性期や、歩くと明らかに症状が悪化する場合は、無理をせず安静にすることが大切です。
ただし、症状の見極めは専門的な知識と経験が必要です。自己判断で対応を誤ると、症状が長引いたり悪化したりする可能性もあります。坐骨神経痛は適切な施術を受けることで改善が期待できる症状ですから、一人で悩まずに専門家に相談することをお勧めします。


大田区の荏原整体院・接骨院では、坐骨神経痛の施術を得意としており、検査から施術まで責任をもって国家資格保有者が担当いたします。「歩いていいのか分からない」「どこに行けばいいか迷っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの症状に真摯に向き合い、根本改善と再発予防を目指してサポートいたします。

