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ハイハイ不足が原因?対称性緊張性頸反射(STNR)とは?赤ちゃんへの発達との関係

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「うちの子、ハイハイをほとんどしなかったけど大丈夫かな…」そんな不安を感じたことはありませんか?実は、ハイハイの時期に深く関わる赤ちゃん整体でもよく扱われる「対称性緊張性頸反射(STNR)」という原始反射が、お子さんの姿勢や発達に大きな影響を与えていることがあります。

この反射は生後6〜11ヶ月ごろに現れ、本来は1歳前後に自然と統合されていくものです。ところが、現代の育児環境の変化によってハイハイ期間が短くなるケースが増え、この反射がうまく統合されずに残ってしまうことが問題になっています。

今日は、STNRとは何か、残存するとどんな影響が出るのか、そして何ができるのかをわかりやすくお伝えしていきます。

院長:別所

このSTNRの問題は正しく知ることが最初の一歩です

目次

対称性緊張性頸反射(STNR)ってどんな反射?

まず基本的なところから整理しておきましょう。STNRとは「Symmetrical Tonic Neck Reflex」の略称で、日本語では対称性緊張性頸反射と呼ばれます。首の動きに連動して、腕と足が反射的に動く反応のことです。具体的には、赤ちゃんが首を前に曲げると腕が曲がって足が伸び、首を後ろに反らすと腕が伸びて足が曲がるという動きが生じます。

この反射は、赤ちゃんが生後6ヶ月ごろから徐々に現れ始めます。ちょうどハイハイの準備が始まる時期と重なっていますね。腕と足を独立して動かすための「橋渡し役」のような存在で、発達の過程でなくてはならない反射です。

なぜSTNRが「統合」される必要があるの?

原始反射は、赤ちゃんが生きていくために生まれながらに備わった反応です。しかし、脳と神経系が成長するにつれて、これらの反射は高次の脳機能にコントロールを引き渡し、「消えて」いきます。これを「統合」と呼びます。

STNRは、ハイハイを繰り返すことで自然に統合されていきます。ハイハイをすることで脳と体がつながり、腕と足を別々にコントロールできるようになっていくのです。ハイハイは単なる移動手段ではなく、脳の発達に不可欠な運動だということがこれでよくわかります。

STNRが統合されないとどうなる?残存のサインとは

では、STNRが統合されないまま成長するとどのような問題が起きるのでしょうか。「うちの子、なんか姿勢が悪いな」「不器用なのかな」と感じている方は、ぜひこの章を参考にしてみてください。残存によって現れやすいサインを知っておくことはとても大切です。

乳幼児期に見られるサイン

ハイハイをほとんどしなかった、またはつかまり立ちを急いでしてしまった赤ちゃんは要注意です。四つ這いの姿勢が苦手で、お尻をずって移動する「シャッフリング」が長く続く場合もSTNRの残存が影響していることがあります。

また、うつ伏せを嫌がる、タミータイムをうまくできないといったお悩みも、この反射と関連している可能性があります。

幼児期〜学童期に見られるサイン

乳幼児期に気づかなかった場合でも、幼稚園・小学校に上がるころに問題として表面化することがあります。よく見られるのは次のようなものです。

  • 食事中や授業中に姿勢が崩れ、机に頬杖をついてしまう
  • 椅子に正しく座り続けることが難しい(足をぶらぶらさせる、横座りになる)
  • 縄跳びや水泳など、手足を別々に動かす運動が苦手
  • 板書を写すのが遅い、字がうまく書けない
  • 集中力が続かず授業についていけないことがある

「うちの子は運動が苦手なだけ」「もう少し大きくなれば自然によくなるはず」と思って見過ごしてしまうことが多いですが、これらのサインが複数重なっている場合はSTNRの残存を疑う価値があります

なぜ現代の子どもにSTNR残存が増えているの?

「昔はこんなに問題にならなかったのに」と感じる方もいるかもしれません。実は、現代の育児環境の変化がSTNRの残存を増やしている背景にあります。

床ではなくベビーラックやハイローチェアで過ごす時間が長くなったこと、安全面の配慮からうつ伏せの時間が少なくなったこと、バウンサーやジャンパルーなどの育児グッズの普及によってハイハイを飛ばしてつかまり立ちに移行するケースが増えたこと、これらすべてが関係しています。

ハイハイの時間が短いと、STNRが統合されるための刺激が十分に入りません。現代の生活環境が、赤ちゃんの発達に必要な「動き」を奪ってしまっているという側面があるのです。

ハイハイの期間と質が大切なワケ

ハイハイは、腕と足の交互運動を通じてSTNRを統合するだけでなく、体幹の筋力、肩や股関節の安定性、目の奥行き感覚など、多くの発達課題をひとつの動きでクリアしていきます。できるだけ長く、たっぷりハイハイをさせてあげることが発達の土台をつくることに直結します。

「うちの子は3ヶ月でハイハイをやめてしまった」という場合でも、今から対処できることはあります。一人で抱え込まず、専門家に相談することが大切です。

家庭でできること・専門家に相談すべきこと

STNR残存の可能性が気になったとき、家庭でできることと、専門家のサポートが必要なことを分けて考えることが重要です。まずは日常生活の中でできることを取り入れつつ、気になる症状がある場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。

お家でできるサポートの例

まず大切なのは、ハイハイを促す環境をつくることです。広いスペースを確保し、床での活動時間を増やしましょう。おもちゃを少し遠くに置いて四つ這いで取りに行くよう誘ってみるのもよい方法です。すでに歩いている年齢のお子さんでも、ハイハイをゲーム感覚で取り入れると楽しんでもらえます。

また、うつ伏せで遊ぶ「タミータイム」を毎日の習慣にすることも効果的です。短い時間から始めて、少しずつ慣れさせてあげてください。嫌がる場合は、親の胸の上に乗せてあげるところから始めると受け入れてもらいやすくなります。

専門家によるアプローチの重要性

家庭でのケアには限界もあります。とくに、すでに姿勢の問題や運動の遅れが見られる場合、または乳幼児期から反り返りや向き癖などの問題が続いている場合は、体の状態を正確に評価したうえで専門的なアプローチを受けることが根本改善への近道です。

当院では、赤ちゃんの原始反射の統合状態をはじめ、骨格のバランスや筋緊張の状態を丁寧に検査し、お子さん一人ひとりに合わせた施術とホームケアのアドバイスをお伝えしています。施術は5gタッチと呼ばれる、まぶたを押しても不快でない程度のごく優しい刺激で行うため、赤ちゃんへの負担はほとんどありません。

当院がSTNRを含む赤ちゃんの発達に対応できる理由

荏原整体院・接骨院は、東京都大田区で開院して27年目を迎えます。院長・別所道記と副院長・酒井崇晶が、国家資格を持つ施術家として多くの赤ちゃんや子どもたちの発達をサポートしてきました。

徹底した検査で根本原因を特定する

同じ「姿勢が悪い」「動きが不器用」という悩みでも、その背景にある原因はお子さんによって異なります。STNRの残存が主な原因のこともあれば、他の原始反射や骨格の問題が絡んでいることもあります。だからこそ当院では、姿勢分析・関節可動域検査・神経伝達テストなど複数の検査を組み合わせて、原因を丁寧に特定します。

検査をせずにいきなり施術を始めることはしません。「なぜこのアプローチなのか」を保護者の方にきちんと説明したうえで施術を進めることを、27年間ずっと大切にしてきたことのひとつです。

赤ちゃんの体に配慮した優しい施術

赤ちゃんの施術は大人とはまったく異なるアプローチが必要です。当院の施術は5gタッチと呼ばれる非常に優しい手技で行います。「こんなに軽い力で本当に変わるの?」と半信半疑でいらっしゃる保護者の方も多いのですが、「その日の夜から機嫌がよくなった」「施術後すぐに寝てくれた」というお声をたくさんいただいています。

施術だけでなくホームケアまでサポート

院内での施術はもちろんですが、日常生活の中でどんなケアができるかをお伝えすることも当院が大切にしていることです。お子さんの成長に合わせたポジショニングの工夫、ハイハイを促す遊び方など、お家でできる具体的なアドバイスをお伝えしています。保護者の方が「自分でもできることがある」と感じていただけることが、根本改善を加速させます。

こんなお子さん・保護者の方にぜひ読んでほしい

次のような状況に当てはまるお子さんがいる保護者の方は、一度専門家に相談することをおすすめします。思い当たることが1つでもあれば、早めに動くことが大切です。

  • ハイハイをあまりせず、つかまり立ちや歩きに移行した
  • 姿勢が悪く、食事中や勉強中にすぐ崩れてしまう
  • 縄跳びや水泳など手足を別々に動かす運動が苦手
  • 字を書くのが遅い、手と目の協調が難しそう
  • 落ち着きがない、集中力が続かないと言われる
  • 乳幼児期に反り返りや向き癖が強くあった

「病院で相談したら様子を見ましょうと言われた」という方も、諦めないでください。当院は、そういった方こそ力になれると考えています。

荏原整体院・接骨院からのメッセージ

「うちの子だけ発達が遅いのかな」「もしかして何か問題があるんじゃないか」そんな不安を、一人でずっと抱えていませんか?子どもの発達への心配は、言葉にしにくいことも多く、誰に相談すればいいのかわからないという声もよくいただきます。

多くの赤ちゃんや子どもたちと向き合ってきて確信しているのは、早く気づいて早く動くほど、体は必ず応えてくれるということです。STNRの残存は、決して珍しいことではありませんし、適切なアプローチで改善できるケースが多くあります。

体のことで気になることがあれば、どうか一人で悩まないでください。「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うような小さな疑問でも、遠慮なく相談してください。あなたのお子さんのために、全力でサポートします。


院長:別所

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