【Q＆A】お尻から太ももの痛みとしびれで日常生活にも支障が…

お尻から太ももにかけての痛みとしびれでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

同じようなお悩みをお持ちの方からのお問い合わせが多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

お尻から太ももにかけての痛みとしびれの原因は？

当院からの返信内容

こんにちは　ご質問ありがとうございます。当院にもお尻から太ももにかけての痛みとしびれの症状でお悩みの方が、とても多く来院されています。以下、回答させていただきます。

お尻から太ももにかけての痛みとしびれは坐骨神経痛と呼ばれ、体内で最も長い神経である坐骨神経が圧迫されることで起こります。そして、坐骨神経痛は病名ではなく、腰からお尻、太もも、膝下にかけて生じる痛みやしびれ、麻痺などの症状の総称です。

現在のお身体の症状や状態を考えると、坐骨神経痛で間違いないと思われます。しかし、椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症によるものなのかは、MRI検査やCT検査で詳しく調べる必要があります。

坐骨神経痛の主な原因

坐骨神経痛の原因は様々ですが、一般的なのは、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱菅狭窄症や腰椎すべり症です。

他にも、加齢による脊椎の変化や骨棘の形成、筋肉の張り、糖尿病やストレス、冷えによる血流不良も原因となります。

ですが、多くの坐骨神経痛の根本的な原因は日常生活の姿勢や動作です。

長時間の座り姿勢や猫背、中腰の作業は腰やお尻の筋肉を硬直させ、坐骨神経を圧迫します。脚を組む、片足重心で立つなどのクセも骨格や骨盤の歪みを招き、坐骨神経を圧迫、刺激し痛みやしびれを引き起こす要因です。

日常生活で気をつけること

坐骨神経痛の症状を軽減するには、日常生活の姿勢や動作を見直すことが大切です。

長時間座る場合は、背筋を伸ばして骨盤を立て、深く腰掛けることを意識しましょう。クッションや腰当てを使うと、正しい姿勢を維持しやすくなります。また、30～60分ごとに立ち上がり、軽い体操を行うことで神経の圧迫を和らげる効果があります。

歩く際は、左右均等に体重をかけ、片足重心にならないよう意識することが大切です。脚を組む癖や片側に荷物を持つ習慣も骨盤の歪みを引き起こすため注意しましょう。さらに、適度な運動を取り入れ、特に体幹やお尻の筋肉を鍛えることで坐骨神経への負担を軽減できます。ストレッチで太もも裏やお尻の筋肉をほぐすのも効果的です。

これらの生活習慣を意識することで、坐骨神経痛の軽減や再発予防にもつながります。

当院での坐骨神経痛治療と効果

当院では、骨格や骨盤の歪みを整え、坐骨神経への圧迫を軽減することを目的とします。

まず、問診や検査を行い、徹底的に痛みしびれの原因を特定します。その後、手技による骨格調整や骨盤の矯正を行い、坐骨神経の圧迫を緩和します。

また、お尻や太ももの筋肉の動きが悪くなり硬くなると坐骨神経を圧迫しやすいため、これらの筋肉にアプローチする施術が有効です。さらに、姿勢改善のアドバイスや自宅でできる体操や運動指導も行い、継続的な施術により痛みやしびれの軽減や再発防止を目指します。

治療期間は個人差があり、坐骨神経痛の症状の程度や原因によっても異なります。通院間隔を意識しながら、計画的に通院することで、徐々に改善が見られることが多いです。

まとめ

坐骨神経痛による、お尻から太ももにかけての痛みやしびれは辛い症状です。日常生活に大きな支障をきたし、長期間悩まされる方も少なくありません。しかし、適切な施術と治療計画によって、この症状は改善が可能です。

痛みやしびれが軽減されれば、日常生活の質も大きく向上します。デスクワークなど長時間の座位作業も楽になり、趣味や運動も以前のように楽しめるようになるでしょう。

坐骨神経痛でお悩みの方、もう我慢する必要はありません。

当院の専門的な施術と、ご自身での継続的なケアを組み合わせることで、必ず改善への道が開けます。坐骨神経痛によるお尻から太ももにかけての痛みやしびれでお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。一緒に、痛みしびれのない生活を取り戻しましょう。

坐骨神経痛のお悩みに関連するページのご案内

坐骨神経痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを５秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。