【腰痛】重い荷物の持ち運びと長時間運転で悪化した腰痛

腰痛がお悩みで来院された男性(40代/運送業/大田区久が原在住)の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。

仕事柄、日常的に重い荷物を移動させることが多く、数か月前から腰の張りを感じるようになった。特に前傾姿勢での作業後に腰が伸びにくくなり、徐々に痛みが強まった。最近では運転中にも腰痛が出て仕事に集中できなくなり、このまま悪化しては困ると感じて来院を決意。

当院のホームページで腰痛改善の事例とクチコミを読み、WEB予約して来院された。

初回検査結果は以下の通り

背骨と骨盤のアライメントが崩れ、特に骨盤の前傾と筋緊張の左右差が目立った。運送業での荷物の持ち上げ動作が腰部筋群へ過剰な負担をかけており、それが原因で腰部の可動性が低下。加えて長時間の運転姿勢が腰部の血流を妨げ、痛みを慢性化させていると考えられた。

骨盤のゆがみと腰椎の可動制限を整える矯正を中心に、硬くなった腰部筋肉（腸腰筋、腰方形筋、脊柱起立筋）を緩める施術を実施。初期は痛みの緩和を第一目標とし、その後は腰部安定性を高めるために深層筋の調整と柔軟性改善を図った。

また、職業柄避けられない荷物の持ち方や運転中の腰への負担軽減方法について、日常で取り入れられる姿勢改善アドバイスと簡単なセルフストレッチを指導。

腰の痛みは以下のように経過した。

初回～12回/週2回の通院: 前屈時の鋭い痛みがやや軽減し、腰をまっすぐに伸ばすのが楽になった。6回目終了時には運転中の違和感も減少。10回目を終える頃には、重い荷物を持ち上げる際の痛みも改善傾向がみられ、夜間の寝返りもスムーズになった。
13~18回/週1回の通院: 前傾姿勢から立ち上がる際の痛みが大幅に改善し、仕事への支障が減少。長時間の運転でも腰の痛みがほとんど気にならない状態に近づいた。15回目終了時にはほぼ通常業務が問題なくこなせるようになり、日常生活でも安定した動作が可能に。
19~22回/2週間に1回の通院: 腰痛はほとんど気にならなくなり、重労働や長時間の運転後でも痛みが翌日に残らなくなった。腰椎や骨盤のアライメントを整えながら、体幹の安定性を目的とした施術を中心に実施。仕事だけでなく趣味や日常生活も安心して行える状態に改善した。
23回~/月に1回の通院: 痛みの再発はなく、体のバランスも安定。当院での定期ケアに加え、患者さん自身がストレッチや姿勢改善を日課として習慣化。月に1度のメンテナンスで良い状態を維持できており、繁忙期の業務でも安心して取り組めている。