
院長:別所お気軽にご相談ください!

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授乳の合間や抱っこをしているときに、赤ちゃんの後頭部が片側だけ平らになっていることに、ふと気づいた経験がある方は少なくありません。写真を見返して初めて左右の違いに気づいたという声もよく耳にします。


荏原整体院・接骨院の酒井です。この記事では、赤ちゃんの斜頭症で気になりやすい原因と、自宅で確認しておきたいこと、相談を考えたいタイミングについてお話ししていきます。
先に全体像を知っておきたい方は、赤ちゃんの斜頭症の症状ページもあわせてご覧ください。ここでは、頭の形が変わっていく背景から順にお伝えしていきます。


首をかしげて眠っている姿を見ると不安になりますよね
赤ちゃんの頭の形の違いに気づくのは、日常のふとした瞬間が多いようです。
うつ伏せの時間や抱っこの向きによって、後頭部の片側に触れる機会が増えることがあります。同じ向きで眠っている時間が長いと、まだ柔らかい頭蓋骨に圧がかかりやすくなり、生後数ヶ月というのは頭の形が変わりやすい時期にあたります。
正直に言うと、最初は気にしすぎかもしれないと感じて、しばらく様子を見る方が多いように思います。ただ、気づいた時点で向きを少し見直すだけでも、その後の広がり方は変わってくることがあり、日々の抱っこや寝かせ方を見直すきっかけになります。
赤ちゃんがいつも同じ方向を向いて眠っていないか、まず確認しておきたいところです。
右を向く時間が多いと、右側の後頭部に圧がかかり続け、平らな部分ができやすくなります。窓の明るい方や、家族の声がする方へ顔を向ける習慣がついていることも珍しくありません。抱っこや授乳の向きも、無意識のうちに同じ側へ偏っていることがあり、眠っている間だけでなく、遊んでいる時間の向きも少しずつ影響してきます。
寝返りができるようになる前は、赤ちゃん自身で向きを変えることが難しいため、周囲の環境がそのまま向きの偏りに影響しやすい時期といえます。授乳をする椅子の位置やベビーベッドの向きなど、日常のちょっとした配置も関係してくるものです。
頭の形が変わっていく背景には、胎内期・出生時・出生後という三つの段階が関わっています。どの段階が強く影響しているかは、赤ちゃんによって異なります。
お腹の中のスペースが狭かったり、多胎妊娠や逆子だった場合には、頭に圧がかかりやすくなります。産道を通る際や吸引分娩の際にも、一時的に強い圧が加わることがあるとされ、圧のかかり方には個人差があります。
生まれる前からすでに向きの傾向が始まっていることもあり、出産後の頭の形にそのまま影響として残ることもあるものです。
生まれた後は、向き癖や筋性斜頸と呼ばれる首の緊張が関係することがあります。首の傾きと頭の形の傾きが同じ側に出ている場合は、筋の緊張も一緒に確認しておきたいところです。
首がまっすぐ動かせているかどうかは、普段の抱っこの中でも確認できます。動かしにくい側があると、自然とその向きを避けるようになり、頭の傾きが強まってしまうこともあります。
次のような状態に当てはまる赤ちゃんは、向き癖がつきやすいといわれています。
当てはまる項目が多い場合は、日中の向きを少し意識して変えてみる工夫が役立ちます。すべてを一度に変えようとせず、続けやすい方法を選ぶことが長続きのポイントになります。
同じような平らさに見えても、原因が向き癖だけなのか、筋の緊張が関わっているのかによって対応の仕方が変わってきます。
首はまっすぐ動かせて、抱っこの向きを変えても嫌がらない場合は、向き癖による影響が大きいと考えてよいでしょう。この場合は、日常の向きを変える工夫によって少しずつ変化が見られることもあります。
首を一方向にしか向けにくい、向きを変えると嫌がる様子がある場合は、筋の緊張が関係しているケースもあります。首の動きに左右差があるときは、無理に伸ばそうとしないほうがよいでしょう。
気になる場合は、早めに医療機関で確認してもらうと安心につながります。自己判断で強く動かすことは避けておいたほうがよく、首の違和感を放置すると、頭の傾きだけでなく体の使い方全体に影響することもあります。
向き癖というのは、放っておくとさらに強まりやすい傾向があります。
平らな部分ができると、寝転んだときにその面が安定しやすくなり、結果として同じ向きで眠る時間がさらに増えてしまうことがあります。数々のご相談の中でも多いのが、気づいたときにはすでに向き癖が強くなっていたという声です。
平らな部分が広がると、その状態がさらに寝返りのしやすさに影響し、向きの偏りを後押ししてしまうこともあります。早い段階で向きを変える工夫を取り入れることが、この流れを抑える一歩になるものです。
自宅でできる対策は、無理のない範囲から少しずつ始めていくことが大切です。
眠っている向きを少しずつ変えたり、起きている時間に抱っこの向きを変えたりすることから始めてみてください。おもちゃや声をかける位置を反対側にするだけでも、自然と向きを変えるきっかけになります。
タオルなどを使った無理な固定は避け、赤ちゃんの動きを妨げない範囲で試してみるとよいでしょう。授乳の際に反対側から抱く時間を増やしたり、うつ伏せの時間を短く取り入れたりすることも、向きの偏りを和らげる助けになります。
セルフケアだけで様子を見るより、先に確認しておきたい状態もあります。特に首の動きに関する違和感は、早めに確かめておくと安心できます。
首の動きに左右差がある、平らな部分が広がっている、顔の傾きが気になるといった場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。専門的な検査で状態を確認してもらうことで、その後の対応もイメージしやすくなります。
医療機関では、頭の形の程度によってヘルメット治療などが検討されることもあるとされています。詳しい判断については、医療機関で直接確認してもらうのが安心です。
赤ちゃんの頭の形の変化は、多くが向き癖や姿勢による位置的な要因から起こります。医療機関への相談が必要になるケースもありますが、まずは日常の向きから見直せることが多いものです。
今日からできることとして、眠る向きや抱っこの向きを少し変えてみる、首の動きを確認してみることから始めてみてください。小さな積み重ねが、頭の形の変化にもつながっていきます。
頭の形だけでなく、首の動きや抱っこの向きも含めて確認したい方は、荏原整体院・接骨院へお気軽にご相談ください。

