
院長:別所お気軽にご相談ください!

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寝かせるといつも右ばかり向く。写真を見返すと、後頭部の片側だけ少し平らに見える。夜の授乳中にスマホで調べながら、同じ悩みの赤ちゃんはどれくらいいるのかと気になった方も多いと思います。
荏原整体院・接骨院の酒井です。この記事では、赤ちゃんの向き癖の割合や右と左の傾向、家で試せること、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を知りたい方は、赤ちゃんの向き癖の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、数字の見方から順にお伝えします。


どちら向きかより反対側にも向けるかが大切です
向き癖とは、寝ている赤ちゃんが特定の方向ばかりに頭を向ける状態を指します。病気とは限らず、生後数か月の間によく見られます。授乳のあとや夜中のおむつ替えのときに、ふと気づく方が多いですね。
ご相談の中でも、「うちの子だけでしょうか」という声は本当に多いんですよ。まずは、同じ悩みを持つ方が少なくないと知っておいてください。気づいた今から、できる範囲で見直せば十分。焦る必要はありません。
数字を見ると気持ちが少し軽くなる方もいれば、かえって不安になる方もいます。調べると似た数字がいくつも出てきますが、実は指しているものが違う。ここでは二つに分けてお話しします。
向き癖のある赤ちゃんは、新生児や乳児のうち約40〜50%とする記述があります。二人に一人近いとすれば、決して珍しい状態ではありません。周りのお子さんにも、同じ悩みがあるかもしれませんね。
ただし、向き癖の定義や調べた時期は資料ごとに違います。数字はあくまで目安であり、お子さんが多数派か少数派かを決めるものではありません。数字よりも、日々の様子のほうが大切という見方もできます。
日本の研究では、頭のゆがみが生後3か月で56.8%、生後6か月でも43.2%に見られたと報告されています。向き癖ではなく、頭の形についての数字になります。ここを取り違えると、不安が大きくなりがちです。
生後3か月ごろをピークに、6か月ごろには落ち着く傾向も示されています。ただし程度が強い場合は残るケースもあり、頭の形の左右差が気になる方は、早めに測れる相談先を知っておくと安心です。
右を向く赤ちゃんのほうが多いとする報告があり、6〜7割という記述も見かけます。理由としては、胎内での姿勢や分娩時の向きが挙げられることがありますが、確かな結論とまでは言えないようです。
正直に言うと、右が多い理由ははっきり分かっていない部分もあります。左向きだから異常ということはありませんので、左右どちらでも慌てなくて大丈夫でしょう。
どちらを向いていても、確かめる点は同じです。首を回したときの動きに左右差がないか、授乳のときに片側だけ嫌がらないかを、普段の様子から思い返してみてください。
向き癖の背景は一つではありません。親御さんの育て方が悪いという話でもありませんので、ご自身を責めないであげてください。
日々の暮らしの中で重なりやすいものを、四つ挙げてみます。当てはまるものがあっても、それ自体は珍しいことではありません。
狭い子宮内で、片側に頭を向けた姿勢が続くことがある
いつも同じ向きで寝かせると、同じ側に重みがかかる
利き腕の都合で、毎回同じ側で抱くことが多い
ベッドの位置で、声をかける側や光の入る側が固定される
たとえば、授乳がいつも片側に偏る。窓や照明、テレビの音が同じ側にある。そんな毎日の積み重ねが、向きやすさを後押ししていることもあります。ベッドの向きを時々入れ替えるだけでも、視線は変わってきます。
向き癖が続くと、頭の形にも影響が出ることがあります。後頭部の左右差は写真や寝顔で気づきやすく、気にされる方が多いところ。まず、悪循環の流れからお伝えします。
同じ側を向き続けると、その側の後頭部に重みがかかり続けます。平らになった側は寝心地がよいのか、さらにそちらを向きやすくなるという流れです。気づいたときに寝かせ方を変えるだけでも、負担を減らす一歩になります。
当院では、首や背中、肩まわりの動きに左右差がないかも一緒に確認します。頭の形だけでなく、体全体の動きを見る視点が大切だからです。左右どちらかに偏った使い方がないかを、丁寧に確かめます。
首がすわり、寝返りができるようになると、仰向けで過ごす時間が減ります。それに伴って、向き癖が目立たなくなる赤ちゃんは多いです。ただし個人差が大きく、いつ変わるかは一概には言えません。
一方で、反対側に向けにくい、体を反らせて嫌がるなどの様子が続く場合は、時期を待つだけでよいとは言い切れません。医療機関で状態を確認してもらってください。
家庭での工夫は、特別な道具がなくても始められます。一方で、タオルなどで無理に頭の向きを固定するようなことは避けたいところです。赤ちゃんの安全が最優先。迷うときは、何もしない選択も大切です。
次の項目は、今日から試せる家庭での寝かせ方と、避けたいことの目安です。道具をそろえなくても、すぐに始められます。
反対側にも自分で向けるかどうかは、ご家庭で確かめやすい目安になります。向けない場合は無理に直そうとせず、次にお話しする相談を考えてください。
うつ伏せ遊びは、必ず起きていて大人が見守れるときだけにしましょう。眠らせたままのうつ伏せは避けること。窒息などの危険があるためです。
首にしこりがある、頭が一方に傾いている、反対側に向けない。こうした場合は、斜頸などの可能性もあるため小児科への相談が先です。
生後6か月を過ぎても向き癖が強く残る場合や、頭の形の左右差が気になる場合も同様です。そのうえで、体の使い方や左右差、抱き方の悩みの相談先として荏原整体院・接骨院を役立てていただければと思います。
受診の際は、いつごろから向き癖が気になったか、頭の形がどう変わってきたかを、写真や動画で残しておくと伝わりやすくなります。乳幼児健診の機会にも相談しておきたいところです。
整骨院は、向き癖そのものを診断する場所ではありません。医療機関で相談したうえで残る、体の使い方の悩みの相談先という位置づけです。
当院で確認するのは、首や肩、背中の動きの左右差、寝ているときの姿勢、抱っこや授乳の癖。個人的には、赤ちゃん本人だけでなく、抱く側の親御さんの体の使い方も一緒に見直すことが大切だと感じています。強い刺激は加えず、状態に応じて無理のない範囲でお伝えします。
向き癖は多くの赤ちゃんに見られ、右が多いとされる傾向も目安にすぎません。数字との比較より、反対側に向けるか、左右差が強まっていないかが欠かせない見方です。
今夜は、ベッドのどちら側から声をかけているか、授乳の向きがいつも同じではないかを思い返してみてください。それだけでも、向きやすさが変わるかもしれません。小さな見直しから始めてみましょう。
頭の形だけでなく、抱っこや授乳の向き、体の動きの左右差も含めて確認したい方は、荏原整体院・接骨院へお気軽にご相談ください。

