
院長:別所お気軽にご相談ください!
お尻から太ももへの痛みとしびれがお悩みで来院された女性(40代/事務職/大田区西蒲田在住)の改善事例をご紹介します。


患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
1週間前にフルマラソンを完走した翌日から、左臀部から大腿部にかけて強い張りを自覚するようになる。当初は筋肉痛だと思い特に気にせず日常生活を送っていたところ、デスクワークで座っていると左臀部から大腿部後面の痛みが徐々に増強し、座位の保持が困難になった。
症状が気になり整形外科を受診したところ、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、ロキソニンを処方される。医師からは「症状が改善しなければ手術も検討した方が良い」と説明を受けたが、患者本人は手術するほどの症状ではないと感じていた。
その後もランニングを試みるも、15分程度で左臀部から大腿部に痛みが出現し走行継続が不可能となる。ランニング仲間に相談したところ、同様の症状が整体で改善したという話を聞き、インターネットで大田区の荏原整体院・接骨院を見つけ電話予約にて来院。
初回検査結果は以下の通り
フルマラソンによる過度な負荷が骨盤の左後方回旋と左仙腸関節の機能障害を引き起こし、それに伴う左梨状筋の過緊張が坐骨神経を圧迫していると判断。腰椎ヘルニアによる神経根症状ではなく、骨盤の歪みからくる梨状筋症候群による左臀部から大腿部の痛みであると判断した。
骨盤の左後方回旋を矯正し、左仙腸関節の関節運動機能を改善することを実施。骨盤矯正に加え、左梨状筋と左ハムストリングスの筋緊張を緩和し、坐骨神経への圧迫を軽減させる。
左仙腸関節の可動性改善を図り、梨状筋部への直接的なアプローチで筋緊張を緩和する。また、股関節の柔軟性向上を目的としたストレッチ指導も実施。日常生活では座位時間の短縮と正しい座り方の指導、デスクワークの合間にできる簡単なストレッチも指導した。


左臀部から大腿部への痛みは以下のように経過した。
座位時の痛みが軽減し始め、20分程度の座位が可能に。デスクワーク中の痛みが50%程度まで改善した。
座位時の痛みがほぼ消失し、1時間以上のデスクワークも問題なく可能に。軽いジョギングを30分程度行っても痛みは出現しなくなる。
日常生活で痛みやしびれを感じることはなくなり、1時間程度のランニングも可能に。臀部の張り感もほぼ消失した。
フルマラソンの練習も再開でき、症状の再発なく経過。定期的なメンテナンスと再発予防目的で月1回の通院を継続中。
整形外科で腰椎ヘルニアと診断されていましたが、詳細な検査により骨盤の歪みからくる梨状筋症候群が原因であることが判明しました。骨盤矯正と梨状筋の緊張緩和、日常生活での姿勢指導により症状は大きく改善し、現在は趣味のランニングも再開できています。


症状を引き起こす原因を特定して改善します!
梨状筋症候群ついて解説しているこちらのページもお読みください。




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当院では、患者様の痛みの根本の原因を特定するために、初回は問診と検査を中心に進めていきます。
2回目以降は5,000円(税込)~
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。