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【産後骨盤矯正】産後の腰痛と尿漏れが改善するまで
産後の腰痛と尿漏れがお悩みで来院された女性(30代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
患者は来院時、以下の症状を主に訴えていた。
- 産後2ヶ月経過しても持続する腰痛
- 腰部の前屈時痛と可動域制限
- 咳やくしゃみ時の尿漏れ
- 骨盤周囲の不安定感
- 歩行時のグラつき感
- 産前のズボンが履けない
来院に至るまでの経緯
自然分娩後、自宅で骨盤ベルトを着用しながら育児を継続していたが、2週間前から腰痛が悪化。抱っこ紐の使用や中腰姿勢で痛みが増強。同時に、くしゃみ時の尿漏れが1日2-3回発生するようになった。
産婦人科で「時間の経過で改善する」と説明を受けたが変化なく、インターネットで「産後 骨盤矯正 尿漏れ」と検索。荏原整体院の改善症例の口コミを見てLINEから予約して来院する。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 仙腸関節の可動性低下
- 骨盤底筋群の筋力低下
- 腰部前屈制限(60度で疼痛発生)
- 腹部深部筋(腹横筋)の活動性低下
妊娠中のリラキシン分泌による靭帯緩みが持続し、骨盤底筋群の支持機能が低下。これに育児動作(中腰姿勢・抱っこ)による腰部負荷が加わり、仙腸関節の機能障害を引き起こしている状態。
尿漏れは骨盤底筋の緩みと腹圧伝達メカニズムの乱れが原因と判断。
施術内容と経過
仙腸関節の可動性改善を目的に、側臥位での関節モビライゼーションを実施。手掌を用いた軽度の振動刺激(振幅2-3mm)で関節包内の癒着を解除し、骨盤開口幅の縮小を図った。
また、骨盤底筋トレーニング、腹横筋・多裂筋の共同収縮訓練で尿漏れの改善を目指す。

産後の腰痛と尿漏れの症状は以下のように経過した。
- 初回~8回/週1~2回の通院
-
腰部の前屈可動域が改善し、歩行時の骨盤不安定感が消失する。
- 9~13回/週1回の通院
-
尿漏れ頻度が1日2-3回から週2回に減少し、骨盤底筋の筋力向上。
- 14~16回/2週間に1回の通院
-
腰痛がほぼ消失。産前のジーンズが着用可能になり、骨盤周囲径が産前サイズに近づく。
- 17回~/月に1回の通院
-
子育てによる肩こりや背中の張りもあるため、身体全体のメンテナスを行う。
担当者からのコメント
産後の骨盤不安定性に起因する腰痛と尿漏れに対して、産後骨盤矯正と筋機能訓練を組み合わせたアプローチが有効でした。特に骨盤底筋の意識的な収縮訓練が尿漏れの改善に効果的でした。
お子様が大きくなるにつれて、ママさんの負担も大きくなっていきます。当院は、産後の骨盤の開きだけでなく、様々な産後の不調にも対応しておりますので、ご相談下さい。

お子様連れ大歓迎です!
産後の不調でお悩みなら…
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